『13ゴースト』これがあったから今があるのかもしれない

ホラー映画

あなたが幽霊を信じるなら、さあ、メガネをかけて

『13ゴースト』をアマゾンプライムで鑑賞しました。

ギミック映画の巨匠ウィリアム・キャッスルの作品。ホラーです。

bitotabi
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この映画は、今の映画産業にテクノロジーに繋がる、ある画期的な試みが施された作品なんです。

ダニー
ダニー

ウィリアム・キャッスルはいろんなことをやってたもんね。

ウィリアム・キャッスルは、映画のプロモーションや観客の体験を向上させるために、さまざまなユニークなギミックを導入したことで有名です。以下は彼の代表的なギミックのいくつかです。

  1. エマージョ: 映画『地獄へつづく部屋』で使用されたギミックで、劇場内に骸骨を飛ばす仕掛けです。観客は突然の骸骨の登場に驚かされました。
  2. パーセプト-O: 映画『ティングラー 背すじに潜む恐怖』で使用されたギミックで、観客の座席に弱い電気ショックを与える装置を取り付けました。映画のクライマックスでこの装置が作動し、観客は実際に恐怖を体験しました。

そしてこの映画で用いられたギミックとは、その名も「イリュージョン-O」。

ウィリアム・キャッスルはこの映画の上映の際、「イリュージョン-O」という特殊なメガネを導入し、観客がゴーストを見たり見なかったりできるようにしました。

映画上映前に、上下が青と赤で区切られた特殊なメガネを配布し、映画の冒頭の際にこのようなメッセージを伝えます。

青い画面になったら霊視メガネをかけてください。幽霊を信じる人は赤いところから、信じない人は青いところから。

このキャッスルの画期的で挑戦的なギミック上映。観客を没入させようという、今日の4DXやIMAXの技術にも繋がっていると言えますよね。

bitotabi
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ただ、配信で観ると、もちろん霊視ゴーグルの準備がありませんので、非情に中途半端な映像を観ることになります笑

ダニー
ダニー

赤い下敷きとか青いフィルムとかを用意すると100%この映画を楽しめるかもしれないよね。

あらすじ:サイラスとその家族は、偏屈な叔父から巨大な屋敷を贈られる。彼らが屋敷に足を踏み入れると、そこには薄気味悪い家政婦のイレーヌと12人の恐ろしいゴーストがいる。叔父は全米各地からゴーストを集め、この屋敷に監禁していた。サイラスたちは、13番目の生贄を探すためにゴーストたちと対峙することになる…。

当時の反響:『13ゴースト』は、公開当時から観客に強い印象を与えました。特に、キャッスルが導入した「イリュージョン-O」という特殊なメガネを使った視覚効果が話題となりました。このメガネを通して、観客はゴーストを見たり見なかったりすることができ、映画体験を一層スリリングなものにしました。当時の子どもたちは、「イリュージョン-O」をゲットしたいという思いで、たくさん劇場へ足を運んだそうです。

ダニー
ダニー

最後までお読みいただきありがとうございます!

bitotabi
bitotabi

キャッスルのギミックは、現代の4DXやIMAXのような没入型映画体験の先駆けとも言えます。彼の革新的なアイデアは、映画業界における観客参加型のエンターテインメントの発展に大きく貢献したと言えますね!

 

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