2024年に公開された映画で、ヒットしたものや話題になったものはどのようなものだったのか振り返りつつ、傾向やこれからについて考えてみたいと思います。
世界興行収入ランキングTop50
まずは世界の興行収入ランキングから!
1Inside Out 2 - $1,698,772,985
2Deadpool & Wolverine - $1,338,073,645
3Despicable Me 4 - $969,126,452
4Moana 2 - $883,763,735
5Dune: Part Two - $714,444,358
6Wicked - $634,378,535
7Godzilla x Kong: The New Empire - $571,750,016
8Kung Fu Panda 4 - $547,689,492
9Venom: The Last Dance - $476,391,878
10Beetlejuice Beetlejuice - $451,100,435
11Gladiator II - $435,200,000
12Bad Boys: Ride or Die - $404,544,199
13Kingdom of the Planet of the Apes - $397,378,150
14Twisters - $370,962,265
15It Ends with Us - $350,986,018
16Alien: Romulus - $350,865,342
17Mufasa: The Lion King - $327,983,537
18The Wild Robot - $324,275,165
19A Quiet Place: Day One - $261,786,322
20The Garfield Movie - $234,562,638
21Sonic the Hedgehog 3 - $211,552,146
22Joker: Folie à Deux - $206,400,287
23Ghostbusters: Frozen Empire - $201,967,521
24IF - $190,309,707
25Red One - $182,861,176
26The Fall Guy - $181,073,291
27Bob Marley: One Love - $180,828,556
28Furiosa: A Mad Max Saga - $173,775,791
29The Beekeeper - $152,720,535
30Smile 2 - $138,083,280
31Transformers One - $129,364,141
32Longlegs - $126,942,386
33Civil War - $126,185,957
34Detective Conan: The Million-Dollar Pentagram - $108,136,957
35Mean Girls - $104,793,431
36Madame Web - $100,498,764
37Haikyu!! The Dumpster Battle - $100,255,784
38Argylle - $96,221,061
39Challengers - $96,019,408
40Exhuma - $93,891,418
41Terrifier 3 - $88,632,979
42A Little Something Extra - $84,043,112
43Trap - $82,677,281
44The Roundup: Punishment - $80,426,848
45The Substance - $77,762,127
46Speak No Evil - $76,756,109
47The Count of Monte-Cristo - $74,975,568
48The Marvels - $74,000,000
49The Flash - $73,000,000
50The Batman: Part II - $72,000,000
トップ5は全てがシリーズものの続編です。
『インサイドヘッド2』と『デッドプール&ウルヴァリン』は圧倒的。
アクション激しめのエンタメ性の高い実写が多い中、アニメーションの『インサイドヘッド2』が1位というのはすごいことですね。流石はピクサー。そしてその中でも感動作として名高い『インサイドヘッド』の続編ということで特に伸びたのでしょう。ストーリーもこれまた感動的。思春期に差し掛かった少女の心に芽生えた新たな感情たちの登場で一層ドラマチックな展開に。
10位までを観ても、エンタメ性の高い、派手なアクションが好まれる傾向ですね。『Wicked』が唯一ファンタジーとミュージカル。とはいえ、誰もが楽しみやすいような作品に偏っている感じ。
15位の『It Ends with Us』(日本タイトル『二人で終わらせる』)でようやく、ドラマ映画がランクイン。こちらは2022年にアメリカで最も売れた恋愛小説の実写化作品。
そして20位の『A Quiet Place: Day One』はホラー映画。ホラーの中に感動のある素晴らしい作品。
50作品すべてを見ても、大体がエンタメ性の高い作品や、アニメーション作品に偏っている傾向がありますね。社会派の作品は『シビル・ウォー』くらいで、他にも『テリファー3』や『アビゲイル』など、ちょこっとホラーが入っているくらいです。
ちなみに、日本の作品は『コナン』が34位『ハイキュー』が37位にランクイン。コナン君は世界的にも人気です。あとバレーボールは世界でも人気の高いスポーツなので、『ハイキュー』はアニメの人気がとっても高いんですよ。
私がフィリピンや東南アジアの国の映画館を覗いたときも、大人気でした!
日本興行収入ランキングTop10
次は日本国内の興行収入ランキングだよ!
1名探偵コナン 100万ドルの五芒星 - 158億円
2劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 - 116億円
3キングダム 大将軍の帰還 - 80億円
4劇場版 SPY×FAMILY CODE: White - 63億円
5ラストマイル - 59億円
6機動戦士ガンダムSEED FREEDOM - 54億円
7インサイド・ヘッド2 - 53億円
8変な家 - 51億円
9あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 - 45億円
10怪盗グルーのミニオン超変身 - 45億円
1位は『名探偵コナン 100万ドルの五芒星』。やはりコナン君は強い!繰り返し観る人も多いそうですね。特に今回は服部と怪盗キッドがメインをはる作品ということで、特に人が集まったんじゃないかなと思います。
続く『ハイキュー』も世界的にもヒット。3位と4位も漫画の実写化とアニメ化作品。
そんな中5位に入った『ラストマイル』。豪華キャストに、どんでん返しにつぐどんでん返しという、非常に日本のエンタメ映画っぽい作品でした。主役級のキャストを揃えつつ、脚本をしっかり作りこんでいるところが素晴らしかったです。
8位の『変な家』の異質感もいいですね。You tubeのホラー系チャンネルをきっかけに、小説化、映画化した作品です。とはいえ、映画自体は横溝正史の流れを汲むような、日本のミステリーにリスペクトを感じるいい作品です。
日本では今年もアニメがとっても人気だね!
終わりに
世界と日本の興行収入ランキングを調べてみました。
やはりエンタメ性の高いものか、シリーズものやアニメの映画化など、すでに多くのファンを獲得できている作品は力強いものがありますね。
来年も興行収入だけにフォーカスすると、こういったものがたくさん生まれるのではないかと思います。
MARVEL、ディズニー、ピクサーの作品もまだまだ支持されているなという感じ。
とはいえ、これらはアカデミー賞やゴールデングローブ、その他海外の映画賞関連の作品とはまた違うので、たくさんの人の目に届いた、普段映画を観ない人も観た、そういったパワーのある作品だとご認識ください。
売れた映画=いい映画 とも言えないということですね。
最後までお読みいただきありがとうございます!
来年はどんな映画が多くの人の目に届くのでしょう。楽しみですね。
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