ほとんどの映画は、続編が初作を上回ることはありません。
何だったら、失敗に終わってしまうこともしばしば。
だって、「1」が面白かったり、ヒットしたりしたから続編が公開されるわけで、鑑賞者の期待値も上がりきってる。でも、インパクトは初作よりは薄い。だからなかなかハードルを越えられないんです。
しかし、時にあるんですよ。「1」を上回るような続編作品、つまり「2」が。
珍しいパターンだよね！『ゴッドファーザー2』が有名かな？
『ゴッドファーザー2』はその筆頭として名前があがりやすいね。でも、僕は『ゴッドファーザーシリーズ』に関しては言えば『ゴッドファーザー』の方が好きなんだ…。今回の記事では、私が思う続編の方が面白い作品を5つ紹介します！
『ターミネーター2』
『ターミネーター2』も、『ゴッドファーザー2』に並ぶほど、続編の良作として名前があがりやすい作品です。
1ではシュワルツェネッガー演じるターミネーターがめちゃくちゃ悪者だったのが、今度は強力な味方として活躍する。
もうそれだけでも面白い上に、ファーロングのキャラクターもいいんですよね。
車で「Hasta la vista, baby.」を教えるシーンなんてたまりません。
ちなみに、「I’ll be back」は1でも2でも言いますよ。
あと、忘れてはいけないのがCGですね。敵ターミネーターのCGは当時あまりにも画期的な映像で、映画史を変えた1本であると言えるでしょう。
『エイリアン2』
『エイリアン2』も続編のヒット作として有名です。
『エイリアンシリーズ』は、1・2・3・4と監督が変わってそれぞれにそれぞれの面白さがあるんですが、『エイリアン2』は『エイリアン』のホラーっぽい雰囲気から、バトルものに変わっていて、エンタメ性が非常に高い。
むしろシリーズの中で『エイリアン2』だけ雰囲気が大きく違うんですよね。
船員のキャラクターもとっても個性豊かで楽しみやすいです。
特に、ラストシーンが好きなんですよね～。
『ダークナイト』
『ダークナイト』は『バットマン ビギンズ』の続編です。ノーラン版バットマンシリーズ三部作の真ん中の作品ですね。
真ん中の作品だけあって、バットマンよりも、ヴィラン・ジョーカーにも大きく焦点が当たっているんです。
サイコパスなのに、人を惹きつける強烈な魅力と説得力がある。そんな悪のカリスマジョーカーを演じたヒース・レジャーの演技が凄まじい上に、彼の遺作となったため、ある種神格化されているような作品になってます。
『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』
アクション作品『ベイビーわるきゅーれ』の続編です。
全体的なゆるーいパートとアクションの緩急をつけた雰囲気は同じなんですが、個人的にはアクションシーンも見どころが増えているし、ドラマパートがグッと面白くなってると思うんです。
主人公の「ちさと」と「まひろ」に加えて、神村兄弟のドラマも描かれているので、ストーリーが倍分厚くなってます。
『DUNE 砂の惑星 Part2』
『DUNE2』は、めちゃくちゃ面白いです。
ぶっちゃけ私は『DUNE』のストーリーがよく分からなかったので、続編観るのをためらっていたんですよ。
しかし、実際に映画館で『DUNE2』を観たらもう、最高でした。むしろ2を観たら1のストーリーがガンガン分かってきたので、もうこれは1で終わっちゃってる人は絶対観た方がいいです！
色んなことが分かったことで、ストーリーや映像にも集中できるようになるので、必見です。
「2の方が面白い」というよりも、「2が面白いから1も面白くなる」という稀有な作品。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます！
続編の方が面白い映画を5つ紹介しました。
好みはあると思いますが、どれも超オススメの作品です。
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