スプラッター映画って、お好きですか?
私はそれなりに好きというか、平気な方です。たま~に映画館でグロさを売りにした映画の宣伝とか観ると、気になっちゃうくらいには好きです。
「全米が吐いた!」
「途中退席者続出!」
「失神者多数!」
「かつてないほど血みどろ!」
とか聞いたり観たりすると、どれどれ…、いっちょ試してやりますか。お手並み拝見。って気になっちゃいます笑
でも、大概はそんなに大したことないんですよね。
こんなもんかい!騙された!ってなることがほとんど。

そこで、今回はグロテスクなシーンへの耐性◎な私でも、これはキツイ!凄い!と感じた作品を5つ紹介します。

おまけとして、文末で「ゴア」「スプラッター」「スラッシャー」の言葉の違いについても解説するね。
真・事故物件
はじめに紹介するのは『真・事故物件』です。
事故物件って名の付く映画って、半端なホラーが多いですけど、これはもう別格。
怖いしもの凄くグロい。
巻き込まれるのが女性だけなのに、ここまで攻めた表現は、信じられません。よくOKしたなぁって。
続編も面白いので、好きだった人はぜひ。
テリファー
続いては『テリファー』ですね。
もうこれは文句なしでしょう。1・2・3全部グロくて恐い、優れたシリーズです。
個人的に
「ヒぇえ!」と声が出てしまったのは1。まさかそこから裂くとは。
「オぇえ!」と吐き気がしたのは2。臭ってきそうなほど。
「ホォオ!」と唸ってしまったのは3。ストーリーが面白いんです。
片腕マシンガール
井口監督の映画の多くがゴア表現を含んでいますが、本作ほどぶっ飛んだものはないのではないでしょうか。
まさか、腕を天ぷらにされるなんて…。
笑えるシーン満載ですが、グロいシーンもガッツリ楽しめます。CGじゃない、手作り感溢れたあの特殊メイクが、いいんですよね。
恐解釈 花咲か爺さん
サイコパスキラー度でいうと、『恐解釈 花咲か爺さん』のじいじに勝るキャラクターはなかなかいないのではないでしょうか。
もう、やばいです。1㎜もあいつに共感できない。でかくて強いのがまた恐い。
躊躇なくスラッシュしまくりますので、覚悟して観ていただきたいです。
『恐解釈桃太郎』もおすすめです。こっちの方が、グロさは控えめだけど、ストーリーがしっかりしてます。
哭悲コクヒ
台湾代表ですね、もうこれは。
『哭悲~THE SADNESS~』を超えるグロさの映画はもう台湾で作られないのではないかと思うほど。そして、ゾンビものとしてもしっかり面白い。
グロい表現のアイデアが素晴らしいんですよね。
まさか、あれを、あそこに挿しちゃうとは。
一人で観た方がいいやつかもしれません。
グロ映画用語解説
最後に、「ゴア」「スプラッター」「スラッシャー」について解説しておきます。
1. ゴア (Gore)
定義: ゴアは、映画において血や肉体の損壊など、非常に暴力的かつ視覚的にショッキングな表現を強調するジャンルです。ストーリーよりも、視覚的インパクトやショック効果が中心となります。
特徴:
- 血や肉片の損壊描写がリアルで、生々しい。
- 恐怖を視覚的に直接伝えることに重きを置く。
- 観客をショック状態に陥れることを目的とすることが多い。
代表的な作品:
- 『ソウ (Saw)』シリーズ(1は除く):巧妙なトラップで極限状態に置かれる人物たちを描き、その過程で血腥いシーンが展開されます。
- 『ホステル (Hostel)』:異国の旅行先での恐怖体験を描き、残酷な運命を視覚的に表現しています。
2. スプラッター (Splatter)
定義: スプラッターは、ゴアよりさらに過剰で誇張された演出が特徴です。「スプラッシュ(飛び散る)」に由来し、血や肉が飛び散るような描写を重視します。時にブラックユーモアも含まれることがあります。
特徴:
- 誇張された暴力表現やブラックコメディの要素が加わる。
- リアルというより、過激でコミカルな演出が多い。
- グロテスクさをエンターテインメントの要素として利用。
代表的な作品:
- 『死霊のはらわた (The Evil Dead)』:悪霊との戦いで、血の噴出やコミカルな恐怖シーンが満載。
- 『バッド・テイスト (Bad Taste)』:ピーター・ジャクソン監督の初期作品で、グロ表現とユーモアが融合しています。
3. スラッシャー (Slasher)
定義: スラッシャーは、主に連続殺人鬼がナイフや斧などの刃物を使いながら、ターゲットを次々と襲う物語を描きます。物語性が強く、サバイバル要素が重要視されます。
特徴:
- 殺人鬼(キラー)と被害者の心理戦や逃亡劇が中心。
- 物語性があり、キャラクターの背景が描かれることが多い。
- テンションの高いシーンや、クライマックスのどんでん返しが特徴。
代表的な作品:
- 『ハロウィン (Halloween)』:不気味なマスクを被った殺人鬼、マイケル・マイヤーズの恐怖が描かれます。
- 『13日の金曜日 (Friday the 13th)』:クリスタルレイクを舞台に、殺人鬼が次々と若者を襲います。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。

グロシーン耐性強めの私からオススメする満足度高めの作品を5つ紹介しました。

あなたのお気に入りがあればぜひコメント欄や各種SNSのDMで教えてね!
X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi
コメント