チャップリン映画上映時間別ガイド【あらすじ付】

コメディ映画

チャップリンの映画は、20分以下で終わる超短編から、120分以上の長編まであります。

そして、どれも面白い。短編であっても、いい映画を観たなという満足感を与えてくれます。

bitotabi
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今回の記事では、チャップリンの映画を長編、ちょっと長編、中編、短編、超短編の5つの時間に分けて、かつ短いあらすじを添えて紹介します。

ダニー
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忙しい時でも、20分台の映画なら観やすいよね!

長編(120分以上)

  • 独裁者 / The Great Dictator (1940年) – 約125分 第一次世界大戦の英雄であるユダヤ人の床屋が、瓜二つの独裁者ヒンケルと間違えられ、世界を揺るがす騒動に巻き込まれる風刺コメディ。
  • ライムライト / Limelight (1952年) – 約137分 落ち目の老芸人と、負傷して踊れなくなった若いバレリーナの、孤独と希望を描いた感動的な人間ドラマ。

 



ちょっと長編(90分前後、80分台を含む)

  • 黄金狂時代 / The Gold Rush (1925年) – オリジナルサイレント版:82分~96分、1942年サウンド版:73分 ゴールドラッシュに沸くアラスカを舞台に、一攫千金を夢見る小さな男が、過酷な自然や人間模様の中で繰り広げる悲喜劇。
  • 街の灯 / City Lights (1931年) – 約87分 盲目の花売り娘に恋をした放浪者が、彼女のために奔走する姿を描いた、笑いと涙が織り交ざったロマンティック・コメディ。
  • モダン・タイムス / Modern Times (1936年) – 約87分 オートメーション化された工場で働く男が、社会の歯車として翻弄されながらも、希望を失わずに生きようとする姿を描いた風刺コメディ。
  • 国民 / A King in New York (1957年) – 約105分 革命で国を追われたヨーロッパの国王が、亡命先のニューヨークで様々な騒動に巻き込まれる社会風刺劇。
bitotabi
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ちなみに私が一番好きなチャップリン映画は『街の灯』です。

中編(60分〜80分程度)

  • キッド / The Kid (1921年) – 約68分 ひょんなことから赤ん坊を育てることになった放浪者が、成長した子供との強い絆を通して、親子の愛を描いた感動的なドラマ。
  • サーカス / The Circus (1928年) – 約72分 誤って泥棒と間違われた放浪者が、逃げ込んだサーカスで騒動を巻き起こしながらも、恋や友情を見つけていく物語。
  • 偽りの名 / The Count (1916年) – 約60分 仕立て屋の助手であるチャーリーが、客の伯爵になりすまして社交界に潜り込むことから始まる騒動を描いたコメディ。

 



短編(26分~35分程度)

  • 犬の生活 / A Dog’s Life (1918年) – 約33分 野良犬と心を通わせる放浪者が、犬と共に様々な苦難を乗り越え、ささやかな幸せを見つけようとする物語。
  • のらくら / The Tramp (1915年) – 約27分 農場の娘を悪漢から救った放浪者が、束の間の温かい生活を送るも、再び旅に出る切ない物語。
  • チャップリンの寄席見物 / His Night Out (1915年) – 約29分 酔っ払った二人の男が、ナイトクラブや劇場で繰り広げる騒動を描いた初期のドタバタコメディ。
  • チャップリンの消防夫 / The Floorwalker (1916年) – 約27分 デパートの階下係であるチャーリーが、支配人と間違われたり、様々な騒動に巻き込まれたりするコメディ。
  • チャップリンの質屋 / The Pawnshop (1916年) – 約28分 質屋で働くチャーリーが、客や同僚と繰り広げる奇妙でユーモラスな日常を描いたコメディ。
  • チャップリンの喧嘩 / The Champion (1915年) – 約30分 ひょんなことからボクサーとして試合に出場することになったチャーリーが、様々な策略を使いながら勝利を目指すコメディ。

 



超短編(25分以下)

  • ヴェニスの子 / Kid Auto Races at Venice (1914年) – 約12分 子供たちの自動車レースを見物に来たチャーリーが、カメラの前に入り込もうとして騒動を起こす初期の作品。
  • チャップリンの駈出し / His New Job (1915年) – 約13分 映画スタジオにエキストラとして雇われたチャーリーが、撮影現場で大騒動を巻き起こすコメディ。
  • チャップリンの役者 / The Actor (1915年) – 約18分 舞台俳優であるチャーリーが、楽屋や舞台上で繰り広げるドタバタを描いた初期のコメディ。
  • チャップリンの女装 / A Woman (1915年) – 約12分 大家の娘に一目惚れしたチャーリーが、女性に変装して彼女に近づこうとするコメディ。
  • チャップリンの恋の争い / By the Sea (1915年) – 約11分 海水浴場を舞台に、チャーリーが他の男と女性を巡って繰り広げるドタバタコメディ。
  • チャップリンの夜遊び / Work (1915年) – 約13分 壁紙職人の助手であるチャーリーが、仕事中に様々なトラブルを起こすドタバタコメディ。
  • チャップリンの競争自動車 / The Race (1915年) – 約10分 自動車レースを見物に来たチャーリーが、巻き込まれる騒動を描いた初期の短編。
  • チャップリンの海岸の散歩 / Shanghaied (1915年) – 約14分 船長に騙されて船に乗り込んだチャーリーが、船内で騒動を起こすコメディ。
  • チャップリンの仕事 / The Bank (1915年) – 約18分 銀行の雑用係であるチャーリーが、泥棒騒ぎなどでドタバタを繰り広げるコメディ。
  • チャップリンの泥棒 / The Tramp (1915年) – 約23分 邸宅に侵入した泥棒が、住人たちと繰り広げる騒動を描いた初期の短編。
  • チャップリンの悔悟 / Police (1916年) – 約22分 刑務所を出所したチャーリーが、再び悪事を働こうとするも、警官との間で騒動を起こすコメディ。
  • チャップリンの放浪者 / Easy Street (1917年) – 約22分 貧しいチャーリーが、悪党がはびこるイージー・ストリートで、意外な方法で平和を取り戻すコメディ。
  • チャップリンのレストラン / The Cure (1917年) – 約21分 アルコール中毒の男が療養に訪れた温泉地で、様々な騒動を巻き起こすコメディ。
  • チャップリンの田舎牧師 / A Day’s Pleasure (1919年) – 約21分 家族でピクニックに出かけたチャーリーが、予期せぬトラブルに次々と見舞われるドタバタコメディ。
  • チャップリンの失恋 / The Fireman (1916年) – 約24分 ドジな消防士チャーリーが、火事騒ぎの中で繰り広げる失敗や活躍を描いたコメディ。
  • チャップリンの勇敢 / The Vagabond (1916年) – 約23分 バイオリン弾きの放浪者が、ジプシーの娘を助けたことから始まる、音楽と恋の物語。
  • チャップリンの番頭 / One A.M. (1916年) – 約25分 酔っ払って帰宅した男が、家の中で様々な物に翻弄される一人芝居に近いコメディ。
  • チャップリンの舞台裏 / Behind the Screen (1916年) – 約23分 映画スタジオの舞台裏で働く大道具係のチャーリーが、仕事仲間と繰り広げる騒動を描いたコメディ。
  • チャップリンのスケート / The Rink (1916年) – 約23分 レストランのウェイターとスケート場の客という二つの顔を持つチャーリーが、周囲を巻き込む騒動を描いたコメディ。
  • チャップリンの避暑 / Sunnyside (1919年) – 約25分 田舎の村で働くチャーリーが、牛やアヒルと戯れたり、都会から来た女性に恋をしたりする、のどかなコメディ。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます。

チャップリンの作品を時間別にあらすじを添えて紹介しました。

チャップリンの作品は、今から100年以上前のものがほとんどですが、その普遍的な魅力は色褪せることがありません。

権利の関係上、YouTubeなどの動画サイトで比較的容易に、しかも無料で視聴できる作品も数多く存在します。

bitotabi
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この機会に、ぜひ気軽にチャップリンの笑いと感動の世界に触れてみてください。

ただし、アップロードされている動画の中には、画質や音質が必ずしも良くないものや、権利者に無断で公開されている可能性のあるものもございます。

ダニー
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より良い環境で、そして正規のルートでチャップリン作品を楽しみたい方は、DVDやブルーレイ、有料の配信サービスなども検討してみてください。

 

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