絶望から生まれた歓喜

音楽

ビーチボーイズが生んだ名盤、ペットサウンズのバックヤードについて解説。
90秒で読めます。

The Beach Boysはアメリカのバンドです。

The Beatlesと同じ世代です。

ここがカギですので、覚えておいてください。

The Beach Boysは当初アップテンポなサーフサウンドと、コーラスが目立つ、ご機嫌な感じの音楽を演奏していました。

伝わるか微妙ですが、イケイケな頃のオレンジレンジのような感じだと思ってください。

そんな感じでガチャガチャやっていた彼らに衝撃が走ります。

The Beatlesが名盤「ラバーソウル」をリリースします。

シンセサイザーを用いた複雑で濃厚な音楽にThe Beach Boysの中心であるブライアンウィルソンは特にショックを受けます。

精神的にまいってしまい、一種の鬱状態に陥ったそうです。

その後にうまれたのが「ペットサウンズ」です。

最高のアルバムです。シンセサイザーを取り入れ、アッパーだけでなく、ダウナーな美しさも備えており、これまでの彼らとは大きく違っています。

また、こちらは、世界初の「コンセプトアルバム」と言われています。コンセプトアルバムとは、一枚が1つのストーリーになっているような、盤全体に何かしらのコンセプトをつけた作品です。

この後The Beatlesはこれまた名盤「サージェントペパーズ」をリリース。こちらはコンセプトアルバムなのです!

切磋琢磨しながら、よりよい音楽を生み、今日の我々にさえ、感動を与えてくれているのですね。ブライアンが悩み、落ち込んだからこその傑作なのかもしれません。感謝です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

この後にリリースする、「グッドバイブレーション」という曲も必聴です。サイケデリックな世界へいざないます。

コメント ブックマーク よろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました