テアトル梅田が2022年9月末で閉館となります。
とっても悲しい。
これまでたくさんの映画を鑑賞しました。
テアトル梅田に感謝の気持ちを込めて、これまでの思い出を振り返りたいと思います。
テアトル梅田ってこんな映画館
テアトル梅田は、大阪随一の繁華街「梅田」にあります。
大阪に住んでいる人や、遊びに来た人はよく分かるかと思いますが、大阪で最も栄え、飲み屋もビルも百貨店もファッション街も大変多い街です。
そんな梅田にあり、ミニシアター系の作品から名作のリバイバルまでかける映画館が「テアトル梅田」です。
いわゆる大手シネコンとは一味違う。しっとりとした映画館です。
テアトル梅田の入り口
テアトル梅田は、梅田ロフトの地下にあります。
近づくと、結構なボリュームで不思議なBGMが流れています。
地下の階段を降りながら、このBGMを聴くと、高揚感が込み上げてくるんです。
まるで洞窟へ探検に出かけるような…。なんだかすごいものを観られそうな予感がします。
そしていくつもの感動を与えてくれました。
リバイバル上映
私はリバイバル上映が大好きです。
特に、今まで観たことがない映画をリバイバル上映で観るのは最高です。
テアトル梅田は作品のセレクトが素晴らしく、安定感抜群でした。
「テアトル梅田を彩った映画たち」
最後の特集上映「テアトル梅田を彩った映画たち」では、
「パプリカ」
「ぼくのエリ 200歳の少女」
を鑑賞しました。
どちらも初めての鑑賞だったのですが、心が震えました。
ウォン・カーウァイ監督特集
また、ウォン・カーウァイ監督特集もすごくよかったです。
私は
「花様年華」
「ブエノスアイレス」
「恋する惑星」
をテアトル梅田で鑑賞しました。
ウォン・カーウァイ監督作品の、画の美しさと、独特の雰囲気に飲み込まれ、映画の没頭できました。心地良い体験でした。
香港映画
ウォン・カーウァイ監督作品以外にも、香港映画は積極的に放映されていた印象ですね。
「覇王別姫」を鑑賞した際は、満席で大変驚きました。
そしてその美しい物語にも非常に感動しました。
最新作も名セレクト
最新の作品セレクトも、素晴らしかったです。
最近観た作品で印象的だったものは、
「さがす」
「GUNDA」
「ポゼッサー」
どの作品も、これまで観たことのないような、息を飲む作品でした。
著名人もお忍びで…
テアトル梅田は著名人にも人気のある映画館でした。
閉館前には「のん」や「井浦新」さんもお忍びで駆け付けたそうです。
サインやイラストで、最後を彩ってくれました。
これからどうしようかな…
テアトル梅田がなくなって、これからどうしようかな。
と思っているあなた。
シネリーブル梅田にすべてを託しましょう笑
あちらも名作をバンバン放映していますので。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。
寂しいなあ。たくさんの名作を、リーズナブルに楽しませてくれて、本当に有難い映画館でした。
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