サッチモは、映画でもサッチモだ。
映画「ニューオリンズ」を鑑賞しました。
こちらの作品、ルイ・アームストロングを筆頭に、ウディ・ハーマン、ビリー・ホリデイなど、本物のジャズミュージシャンが出演しています。
今回の記事では、私がこちらの作品を観ようと思ったきっかけと、見どころをお伝えします!
読んだ後、きっと映画の世界が広がるはずです♬
鑑賞のきっかけ「バビロン」
私は、ルイ・アームストロングが好きです。(彼は”サッチモ”という愛称で呼ばれていますので、ここからはサッチモと呼ばせていただきます。)
しかし、サッチモが映画に出ていることはまるで知りませんでした。
2023年2月10日に公開された「バビロン」という映画。
サイレント映画からトーキー映画(音の出る映画)への過渡期を描いた作品です。
ポスターにトランぺッターがいますね。
1920年代後半から、ハリウッドでは音の出る映画が主流となっていきます。
そんな中で、それまではパーティ会場で演奏をする一人だったジャズミュージシャンたちの中から、映画に出演するようになる人が出てきます。
「バビロン」では、その変遷も描いており、「ニューオリンズ」も、そういった映画の一つなのであります。
私は、「バビロン」を必ず観に行く予定ですし、サッチモも大好きなので、観ない手はなかったという訳でございます!
STORY
『ニューオーリンズ』は、1947年のミュージカル・ドラマで、歌うメイド役でビリー・ホリデイを、バンドリーダー役でルイ・アームストロングをフィーチャーした映画。助演のプレーヤーたち、ホリデイそれにアームストロングが一堂に共演し、あるカップルが恋に落ちて行くようすを描く。
Wikipediaより引用
まずは、出演するジャズミュージシャンたちをご紹介します!
出演するジャズミュージシャン
ルイ・アームストロングのバンド仲間である、名手たちも登場していますが、ここでは大きく3名を紹介します!
サッチモ!
本人として出演してます。
彼らしく、愛嬌のある笑顔を振りまきながら演じています。
意外と小柄であることを知りました。
演奏も絶品です!
ハーマン!
ウディ・ハーマンも本人として出演しています。
物語終盤のちょっとしたキーマンで、とてもコミカルな演技を見せてくれますよ!
ホリデイ!
ビリー・ホリデイは本人役ではなく、メイドとして、歌手として演じています。
「Do You Know What It Means to Miss New Orleans」という曲を何度も歌い上げます。
この映画の中で、最も印象に残るのは彼女の歌声だったかもしれません。
ニューオリンズの自由の終わり
今作では、ニューオリンズが1917年に取り締まられたことで、町の音楽が鳴りやんでしまうドラマを描いています。
そんな中、彼らはどうしたのかというと…。
ジャズの始まり
シカゴへ渡ったプレイヤーたちはそこで再び演奏をはじめ、人々の腰を揺らせます。
それまでは名も無き音楽であった彼らの音楽は、次第にジャズと呼ばれるようになり、やがて、アメリカ全土、世界中へと浸透していくのでありました。
終わり方が気持ちいい
この映画は、終わり方が本当に気持ちいいです。
それまでは、クラシックこそが音楽で、ジャズのような音楽は邪道なものだとされていました。
そんなジャズが人々に受け入れられるようになる様を描いたラスト。
思わずニンマリしてしまいますよ。
きっと、裏には中産階級が増えたこともあるのでしょう。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「ニューオリンズ」の見どころについて解説しました!
「バビロン」を観る前にぜひ押さえておきたい一本です。
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