SNSでバズったのは、体長2.5センチのおしゃべりな“貝”
「マルセル 靴をはいた小さな貝」を鑑賞しました。
大人も子どもも、観た後は絶対に優しく、豊かな感動を味わえるオススメの作品です。
勇気と感動をくれるって話題だね!
体長2.5センチ。名前はマルセル。おしゃべりで好奇心のあふれる貝。祖母のコニーと一軒家でふたり暮らし。ある日家に越してきた映像作家のディーンと出会い、初めて人間の世界を知ることに。離れ離れの家族を見つけるためYouTubeに動画をアップしたところ、SNS上で瞬く間にバズり、一躍全米の人気者になるのだが…⁉
シネリーブル作品紹介ページより引用
アカデミー賞ノミネート作品
今作はアカデミー賞ノミネートに加え、アニー賞を受賞しています。
- 第95回アカデミー賞🄬 長編アニメ映画賞ノミネート
- 第50回アニー賞 3部門受賞 長編インディペンデント作品賞・長編作品声優賞・長編作品脚本賞
それだけ優れたアニメであるということですね!
ほとんどをCGに頼らず、ストップモーションで作っている感じだったので、暖かみと情熱を感じました。
始まりはYouTubeから
今作は、2010年にYouTubeで公開された動画がきっかけでアカデミー賞までブレイクした、クリエイターに勇気を与える作品です。
本作は、2010年から2014年にかけてYouTubeで順次公開され、累計5000万回再生を記録した短編作品を長編映画化したもの。短編作品は監督とマルセルの声を担当したジェニー・スレイトがふたりだけで作り上げ、時にアドリブ演技を加えて2日足らずで製作。長編映画化に際してはすべて実在のロケ地で、大まかな筋書きに基づくアドリブ演技を収録し、7年もの歳月をかけて完成させた。
公式サイトより引用
監督を務めたディーン・フライシャー・キャンプは本作の高評価を受け、YouTubeから躍り出た新世代クリエイターとして、『リロ&スティッチ』実写リメイク版の監督にも抜擢された。今、映像作家として最注目のひとりである。
「エブエブ」「ミッドサマー」のA24
今作は、「エブエブ」「ミッドサマー」などの話題作を手掛けるA24が配給しています。
全米公開前から世界の映画祭で話題沸騰だった本作。『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などで知られる製作・配給会社A24が複数のハリウッドメジャーとの熾烈な競争の末に北米配給権を獲得したことも大きな話題に。2022年6月24日に全米6館限定で公開され、館アベレージ2.8万ドル(初動3日間)という高稼働率を記録した。
公式サイトより引用
これまたクリエイターに勇気を与えてくれますよね!
クスッときて、ドキッとする
今作は、ほとんどがクスッとくるような可愛らしいストーリーですが、時折、ドキッとするようなセリフがあります。
「みんなが観客で、コミュニティではないんだね」
「マヌケって悲しい。こんな優美な空の風景にあんな反応しかできないんだから」
「シュートは打たないと100%入らない」
「結果はどうあれ、挑戦しなくちゃ」
「ステージは喜びを与える」
などなど…。
SNS時代の今だからこそ響く名言がたくさんなのです!
監督がYouTubeからブレイクしたことへの感謝のような思いも感じられますね。
マルセルのここが可愛い!
マルセルは、見た目だけでなく、その行動からも可愛さが溢れていました。
パンに挟まって眠る。
ポップコーン作りで大はしゃぎ。
テニスボールに入って移動する。
糸くずをペットのように散歩させる。
車に乗ったらすぐ小ゲロ吐いちゃう。
などなど。
もう、本当に可愛いんですよ。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「マルセル 靴をはいた貝」について解説しました。
子どもも大人も楽しめる、そんなアニメです。
観た後はきっと心が豊かになるよ!
X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi
コメント