7月26日はスタンリー・キューブリック監督の誕生日🎂
私の大好きな監督です。
今回の記事では、キューブリック監督のおすすめ作品を6つご紹介いたします。
はじめに、キューブリック監督の作品の魅力を解説するよ!
キューブリック作品について
キューブリック監督は、同じジャンルの映画は複数撮らないという鉄の掟を持っていました。
普通の映画監督は、ホラーならホラー、ドラマならドラマ、ドキュメントならドキュメント、SFならSF、アクションならアクションというように、どうしても作品に偏りが出ますよね。
でも、キューブリック監督は、その鉄の掟により、ホラー・戦争・SF・歴史・サスペンスなど、あらゆるジャンルの映画を世に送り出しました。
しかも、そのどれもが、抜群のクオリティなのです。
また、キューブリック監督は映像の美しさや音楽にもかなりこだわって映画を作ります。
中でもシンメトリー(左右対称)は、キューブリック監督を象徴するほどどの映画にも登場し、観る者を魅了します。
もう、本当に、どの映画も素晴らしいのですが、その作品の中から6つセレクトして、おすすめさせていただきます。
シャイニング
ジャンルはホラーになります。
私が映画好きになったきっかけの作品のひとつです。
ホラーなのに、美しい。
でも、とっても怖い。
稀有過ぎる作品です。
スティーブンキングとの因縁や、演出に隠された秘密などを探るのも、とっても楽しい、
一度で何通りも味わうことのできる作品です。
時計仕掛けのオレンジ
続いては「時計仕掛けのオレンジ」
こちらは、社会問題をテーマにした作品になります。
若者の暴力や性的衝動などにメスを入れているものの、一筋縄ではいかない仕上がりになっています。
観た後はベートーヴェンと雨に唄えばを聴きたくなりますよ。
ラストシーンの、鑑賞者に委ねる雰囲気がたまりません!
あと、とてつもなく洒落てます。
フルメタルジャケット
「フルメタルジャケット」はジャンルでいうと戦争ものになります。
キューブリック監督が唯一描いた戦争映画の舞台はベトナム戦争です。
ここにグッときますよね。
ベトナム戦争に挑む映画監督、大好きです。
若者が壊れていく様を見事に描きつつ、鬼教官もどこかキャラクターとして魅力的に映るんですよね…。
ミッキーマウスのスペルを覚えたい人にもオススメです。
博士の異常な愛情
「博士の異常な愛情」は意外にもコメディ映画になります。
登場人物にまともなやつが一人もいません。
一見難解なブラックコメディ風ですが、
ミサイルにまたがるシーンの解釈で一気におバカ映画に化けます。
白黒でハードルも高く感じるかもしれませんが、こちらを読めばそうでもないことがよくおわかりいただけるかと思います👇
2001年宇宙の旅
「2001年宇宙の旅」はSF映画になります。
SF好き、特撮好きの人はご覧になられた人も多いのではないでしょうか。
本作は、映像美とSFXがとてつもない作品です。
音楽もまた素晴らしいんですよ…。
また、キューブリック監督の映画が難解であるイメージを作っているのも本作かもしれません。
確かに、一見難しいですが、これもまたあるポイントを押さえると、グッと鑑賞しやすくなります。
アイズ・ワイド・シャット
最後は「アイズ・ワイド・シャット」です。
ジャンルはサスペンスで、キューブリック監督の遺作となった作品です。
トム・クルーズとニコール・キッドマンというドル箱スターが出演するという珍しい作品。
本作が苦手だというご意見もよく耳にしますが、侮れない作品です。
キューブリック監督が最後に伝えたいことは何だったのか…
キューブリック監督がこの映画公開後にすぐ亡くなったことへの違和感…
本作の撮影がどうして秘密裏に勧められたのか…
いろいろと深みのある映画なのですよ。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
スタンリー・キューブリック監督の生誕を記念して、キューブリック監督作の魅力と、オススメ作品を6つ紹介しました。
全部本当におすすめだよ!
実を言うと、私もまだキューブリック監督の作品で未鑑賞のものもありますので、この夏に制覇したいと思います…!
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