お前が何者かは、事故ではなく、それとどう向き合うかで決まる
映画「グランツーリスモ」を鑑賞しました。
超大作アクションって、絶対観たい!とはならないのですが、阪元裕吾監督がTwitterで面白いと言っていたので気になって鑑賞しました。
めちゃくちゃ爽快でしたね!
カーレースと冴えない青年の成長ストーリーなんですが、これが実話ってのが震えます。
プレステの「グランツーリスモ」ってゲームからきてるんだよね?
「グランツーリスモ」のゲーマーがプロレーサーに
1997年に初代がリリースされ、2022年3月シリーズ7作目がリリースされ、プレイヤー数は8000万人を超えるというめちゃくちゃ人気のあるゲームです。
モデルとなったのは、ヤン・マーデンボロー。
プレイステーション、日産、ポリフォニー・デジタルの提携によって2008年に設立されたGTアカデミーを2011年に卒業し、2015年には日産のLMP1マシンでル・マン24時間レースへ参戦しました。
本人がカースタントとして出演しているんですよ。
なかなか熱い話ですよね。
このキャストに注目
本作には、デビッド・ハーバーとオーランド・ブルームが出演しています。
デビッド・ハーバーは「バイオレント・ナイト」でめっちゃ強いサンタクロースを演じていた人ですね。
本作ではチーフ・エンジニアいわゆるチームの監督みたいな立場で主人公をサポートします。
カッコいい役です。
「お前が何者かは、事故ではなく、それとどう向き合うかで決まる」
「ケニーGで湧いた怒りをぶちまけろ!」
ってセリフが最高でした。
オーランド・ブルームは英国日産のマーケティング担当を演じています。
冒頭は夢を大きく語る様がカッコいいんですが、話が進むにつれて情けないキャラになっていきます笑
あのオーリーが新宿の思い出横丁で瓶ビールを飲んでるシーンを観られるのは本作だけでしょう。
あと、主人公の父を演じるジャイモン・フンスーも素晴らしい演技でした。
「キングスマン」とか「コンスタンティン」にも出てる人です。
この人、泣きの演技が最高に上手い。
黒人アクターって涙を見せるシーンがあまりないように思うんですが、この人の涙は心に迫るものがありますね。
テンポと音のよさが際立つ
本作は2時間半くらいあるんですが、前半のテンポがめちゃくちゃいいです。
GTアカデミーに選出されるまでとってもサクサク進むので、退屈しにくいですね。
メインのレースシーンをじっくり見せようという気概が感じられます。
レース好き、元ネタのゲーム好きにはたまらないのではないでしょうか。
また、エンジンやタイヤの音の臨場感が半端ない。
私は轟音上映で観たんですが、心底これにしてよかったと思います。
タイヤの焦げ付く臭いまで感じられそうな体験でした。
鑑賞するとレースのことが分かる
私はカーレースのことをほとんど知りませんでしたが、本作を観るとその世界観も知ることができます。
ブレーキが利きにくくなるフェード現象
ル・マンは24時間を3人交代で回す過酷なレースだということ
などなど、様々な知識を得ることができました。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「グランツーリスモ」の感想をお伝えしました。
私のように、車のことが分からなくても、ゲームを知らなくても、充分に楽しめる作品です。
夢と勇気をもらえるよ!
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