10月20日に、マーティン・スコセッシ監督の最新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」が公開されました。
御年80歳の、マーティン・スコセッシ。
アカデミー賞も、パルム・ドールも、金獅子賞も獲っている、文句なしの巨匠です。
昔から映画が好きな人ならば、マーティン・スコセッシの作品を観たことがあるかと思います。
しかし、最近映画を好きになった人や、監督を意識して映画を観ない人の中には、意外と知らない人もいるかもしれません。
そこで、今回の記事では、巨匠マーティン・スコセッシのオススメ映画を3本ご紹介します!
どの映画も、とっても面白いよ!
スコセッシ作品の特徴
マーティン・スコセッシ作品の特徴として、一人の男性の人生の浮き沈みを描いたものが多いという印象を受けます。
全ての作品がそうというわけではありませんが、時代や 時の運 努力によって一度は大成した人物が衰退していく様を描くものが多いです。
少し古い 例えになりますが漫画で言うと 明日のジョー、タイガーマスクなど、梶原一騎のような味わいがあります。
もう少し分かりやすく 近年の映画監督で言うと1人の男性を描くという点ではクリストファー・ノーラン監督の映画にも近しい部分があります。
ノーラン 監督 よりはもう少しミニマルで、SFの要素はなく、心の揺れ動きにスポットを当てた作品が多い印象です。
また、ロバート・デ・ニーロ や レオナルド・ディカプリオ などの名優とタッグを組んで名作を生み出す 傾向 も強いです。
それではここからそんな マーティンスコセッシ監督作品を3つ 紹介します!
ウルフ・オブ・ウォールストリート
2013年 レオナルド・ディカプリオ主演の作品です。
しがない営業マンから ウォール街の大物へ、のし上がっていこうとする様を描いた作品です。
スコセッシらしく、浮き沈みを描いた作品です。
また ドラッグの使用がたびたび出てくる、f*** の使用頻度が最も多い映画として知られる作品です。
レオナルドディカプリオの演技はもちろんのことマーゴット・ロビー、 マシュー・マコノヒー 、ロブ・ライナーなど、他のキャストの演技も光る 作品です。
グッド・フェローズ
1990年 ロバート・デ・ニーロ 、レイ・リオッタ、ジョー・ペシらが出演する作品です。
こちらもまた非常に少しらしい作品で、レイ・リオッタを中心とした男性の、浮き沈みを描いています。
スコセッシのギャング映画は、重厚で少し疲れてしまう作品も多いのですが、こちらは違います。
どこか明るく、かつサスペンスフルな味わいがある名作。
ロバート・デ・ニーロ との共作で知られる スコセッシ 監督ですが、本作だけは デ・ニーロがかすんでいます。
ジョー・ペシ がデ・ニーロを凌ぐほどの怪演を見せている点にも注目です。
タクシー・ドライバー
1976年 ロバート・デ・ニーロ主演の作品です。
スコセッシ監督の出世作といえる作品。
一度観れば分かりますが、あの「JOKER」にも多大な影響を与えています。
初見でも充分に楽しめますが、戦争や時代背景、人生観など、知識を身につければ身につけるほど、味わいが深まります。
初期のスコセッシ作品によく観られる、救いのあるラストも心地よい作品です。
若きジョディ・フォスターの美しさにも注目。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
マーティン・スコセッシ監督のオススメ映画を3本紹介しました!
まだまだ名作揃いのスコセッシ作品。
観たことがない人はぜひ、この3作からご鑑賞ください!
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