映画『秘密の森のその向こう』を鑑賞しました。
この映画、一言でいうと、優しくって救われる映画です。
はじめに監督について説明するよ!
第72回カンヌ国際映画祭の脚本賞とクィア・パルム賞を始め、各国の映画賞を59受賞し、157ノミネートを果たすという偉業を成し遂げた『燃ゆる女の肖像』を生み出した、セリーヌ・シアマ監督。
『秘密の森のその向こう』は、そんなシアマ監督が、真骨頂である女性の深淵を描きつつ、全く新しい扉を開く最新作、それは、8歳の少女を主人公にした<喪失>と<癒し>の物語。
今回の記事では、『秘密の森のその向こう』の感想と見どころをお伝えしていきます。
見どころと感想
見どころは美しい風景や、自然で洒落た衣装、そして純真無垢な演技とそれに伴うドラマです。
感想と合わせてこれらを解説していきます。
『秘密の森のその向こう』の原題は『petite maman』。
小さいママという意味を表します。
祖母が他界し、実家の整理をするために、ママとパパと一緒に森の奥の家へ向かいます。
そこで、8歳の主人公ネリーが自分そっくりの少女に出会うんですが、この子の正体は小さい頃のママなんです。
ネリーと小さいママを演じたお二人は、ジョセフィーヌ&ガブリエル・サンス姉妹。実の双子です。
二人の会話も服装も、とにかく可愛いんです。
あまりに純真無垢なので、あのファンタジーな設定をこちらもすぐに受け入れることができるんですね。
シアマ監督は、ジブリや細田守作品のファンだそうで、そういった雰囲気も感じ取ることができます。
また、本作は、喪失した傷に優しく寄り添ってくれます。
誰かを失った経験のある人にこそ、ぜひご鑑賞いただきたい作品です。
それと、これは普段あまり意識しないんですが、字幕がよかったように感じました。
短い言葉で、爽やかに、子どもらしく綴っていたので、ストーリーが入ってきやすかったです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『秘密の森のその向こう』の感想と見どころをお伝えしました。
双子の演技や服装が可愛いよ!
心に優しく寄り添ってくれる、大好きな1本になるはずです。
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