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映画『SHAME』の感想文です。
先日、町山智浩さんの著書『恋する映画』を読みました。
とっても面白い本です。
恋愛に関する映画の解説が書かれた本で、『SHAME』もその中に取り上げられていました。
どんなお話なの?
監督はスティーブ・マックイーン(あの名優と同名なだけで関係ないです)。
主演は『X-MEN』『ソーシャルネットワーク』『それでも夜は明ける』のマイケル・ファスベンダー。
妹役として『プロミシング・ヤング・ウーマン』『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガンが出演しています。
マイケル・ファスベンダー演じる主人公のブランドンは、ニューヨークの一流ビジネスマン。
しかし、ラムの焼き加減もワインの頼み方も知りません。
BARやクラブではモテモテなんですが、
キチンとした大人のデートができないんです。
その理由は、女性と真面目な付き合いをしたことがないからです。
セックス依存症でquicky(路上でささっと行為をすませること)ばかりだから。
そんな主人公のもとに、リストカット癖のある妹シシー(キャリー・マリガン)が転がりこんでくるんです。
この二人、普通の兄妹とは何だか雰囲気が違います。
二人の関係性や、過去を考察しながら観るのも楽しさの一つですね。
なぜブランドンがセックスばかりしているのかというと、これは人と真剣に向き合うのが怖いからなんですね。
人と真剣に向き合うための代替行動として、現実逃避的にセックスをしてしまうんです。
この映画を観ると、人を愛することや、真剣に人と向き合うことってどういうことなのかを深く考えさせられます。
ところどころ、コメディのようなシーンもあるんですが、素直に笑えません。
私はサービスのように流れる濡れ場のシーンあまり好きじゃないんですが、この映画では間違いなく必要です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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