先日、第七藝術劇場へ行ってきました。
ミニシアター好きの方なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
大阪で一番、攻めたラインナップかつ、ミニシアターらしい映画館と言えるでしょう。
今日は魅力たっぷりの第七藝術劇場について紹介していきます。
まだ行ったことがない人は、ぜひ参考にしてね!
第七藝術劇場とは
第七藝術劇場は、通称「ナナゲイ」と呼ばれるミニシアターです。
フランスの映画理論家リッチョット・カニュードが映画について、絵画、彫刻、音楽、舞踏、文学に続く7番目の新しい芸術だと提唱したことに由来しています。
カッコいいネーミングですよね。
場所は大阪の十三(じゅうそう)という場所にあります。
1993年に、それまでの「サンポード・アップルシアター」が閉館し、その後「第七藝術劇場」になりました。
同じ建物の一つ下の階に「シアターセブン」という館も併設しており、国内外の幅広いラインナップを楽しむことができるのです。
第七藝術劇場の特徴
第七藝術劇場は、かなり個性の強い映画館だと思っています。
一つは、国内のミニシアター系作品や、ドキュメンタリー映画をたくさんかけているという点です。
これが今回の記事のタイトルを「何かと向き合いたくなる映画館」とした理由でもあります。
単館系の作品って、とても思想とかメッセージ性が強いものが多いんですよ。
だから、大手シネコンでは上映できない。そんな過激な作品が。
今回私が観たのは『戦雲』というドキュメンタリー映画でした。
戦争の気配が漂う沖縄の現状について描いている、かなり攻めた作品です。
そういった政治的・思想的な問題と向き合えるようなテーマの作品を最も多くかけているのは、大阪では第七藝術劇場で間違いないでしょう。
しかし、日本映画やドキュメンタリー映画だけでなく、海外の作品も放映しています。
むしろ、ナナゲイでかかる海外映画は、逆にかなり面白い作品だと期待していいでしょう。
また、大阪で『ホラー秘宝まつり』を開催している映画館であるというのも、貴重です。
私はホラーのリバイバルが大好きなので、東京にいる時は割と困らなかったんですが…。
大阪ではシアターセブンかテアトル梅田でしかやらないことが多いんですよ…。
本当、ここがあってよかったです笑
第七藝術劇場のアクセス
第七藝術劇場は阪急十三駅が最寄りです。
梅田駅からすぐですね。
梅田から歩くと30~40分くらいでしょうか。淀川を眺めながらのんびり行くのも不可能ではありません。
私は難波エリアから自転車で行きました。意外と近くてびっくり。こんなことならもっと早く行きつけにするんだった…。
十三西口を出て、「サンポードシティ」というビルを目指しましょう。
エレベーターに乗って、5階がシアターセブン、6階が第七藝術劇場になります。
大阪の方なら何となくご存知だと思いますが、十三は大阪屈指の飲み屋街です。
映画の後、一杯飲みたい気分になっても問題なし。
たくさんのお店が心と喉を潤してくれるでしょう🍺
第七藝術劇場の内観・外観
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「第七藝術劇場」について解説しました。
大阪に住んでいる方はもちろん、大阪に遊びに来たミニシアター好きのあなた。
ナナゲイで映画を観ましょう!
私はこれまで何度か行ったつもりでしたが、全部シアターセブンだということが判明しました笑 第七藝術劇場のスクリーンに行きます。
X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi
コメント