粋でスウィートな恋を描いたウディ・アレンの真骨頂
映画『マンハッタン』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。
ぶっちゃけ、今一つ好きな予感のしないタイプの映画だったんですが、観放題終了間近ということで鑑賞することに。
ウディ・アレンの映画って、今一つ肌に合わない印象が強いんですよね。
まあ、Metooによるネガティブな印象も強いですし、本作はめちゃくちゃ際どいストーリー。
しかしながら、それなりに楽しく鑑賞できました。
今回鑑賞した『マンハッタン』は、粋でスウィートな恋を描いたウディ・アレンの真骨頂とも言える作品。
まあ、あまり得意なジャンルではありません。
ですが、本作、冒頭のつかみが非常に巧い。
冒頭からクライマックスのような満足感があるんです。
ガーシュウィンの『ラプソディー・イン・ブルー』をBGMに、ウディ・アレン演じる主人公の小説の一節のようなセリフで幕を開けます。
これが何とも洒落てます。
ガーシュウィンは、東欧系ユダヤ人の移民の子として、ニューヨークのブルックリンに生まれた音楽家。
父親はロシア、母親はベラルーシからの移民です。
ユダヤ人でロシアにルーツを持つニューヨーカーという点で、ウディ・アレンにとって共通点や思い入れの強い音楽家なんでしょうね。
本作は、小気味いい会話劇と、何といってもマンハッタンの街並みが最大の見どころです。
一度は訪れてみたい。そんな気にさせてくれます。
ジャケットにも採用されているベンチから橋を眺めるカットは、
マンハッタンの57丁目の東端にあるサットン・プレイスから、イーストリバー越しに見えるクイーンズボロー・ブリッジ。
あと、ダイアン・キートンとウディ・アレンが雨に見舞われながら入るところ。
あれは、ヘイデンプラネタリウムという場所だそうです。
このシーンは、めちゃくちゃ好きです。
このほかにも、何となく歩いているシーンや、訪れる美術館も、とても画になってます。洒落た雰囲気です。
17歳と付き合っている42歳というのが、非常に不可解ですが、ニューヨークの街や会話劇はたっぷりと堪能できる一作。
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『マンハッタン』の見どころをお伝えしました。
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