コメディの中にリアリティを
映画『キンダガートン・コップ』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。
観放題終了間近ということだったので、あまり普段は観ない、90年代のシュワルツェネッガー主演コメディラインの作品。
『ジュニア』以来でしょうか。妊婦になるやつ。
今回の記事では、『キンダガートン・コップ』のあらすじと見どころを簡単にお伝えします。
重要なところや結末に関するネタバレはしないから安心して読んでね。
あらすじ
麻薬組織を追う刑事キンブル(シュワルツェネッガー)は、長年追い続けていたいたターゲット、クリスプを捕まえようと奔走しています。
殺人容疑で一度は捕まえたものの、有力な証言を得ることができません。
このままでは簡単に釈放されてしまう。
キンブルには元妻と息子がいることが判明。キンブルはクリスプを恨んでいるであろう元妻から証言を得ることを思いつきます。
しかし、元妻も子どもも顔は分からない。
そこで、クリスプの息子が通っているという幼稚園に潜入捜査し、元妻と息子を突き止めることに。
女性パートナーのオハラが先生として潜り込む予定でしたが、何と直前で食中毒に。
代わりを務めるのはキンブルしかいない。
しかし、彼は刑事一貫。
子どもの相手なんてできようはずもなく、教室は荒れに荒れてしまう…。
といった感じです。
見どころ・解説
本作の監督はアイヴァン・ライトマンです。
『ゴーストバスターズ』の人ですね。
なので、『ゴーストバスターズ』っぽい明るさを感じます。
90年代前半のコメディ映画って感じで非常に観やすい。
『ゴーストバスターズ』のクッションが映り込むシーンもあるのでお見逃しなく。
また、撮影はマイケル・チャップマン、主演はシュワルツェネッガー、音楽はランディ・エデルマンと盤石の布陣なんです。
特に音楽がとにかく秀逸。ピアノの旋律が美しいんですよね。
本作は、社会的な出来事にもスポットを当てています。
「アストリアは離婚した女の溜まり場なの」
というセリフに表れている通り、90年代はアメリカでも日本でも離婚率が上昇していた時代なんです。
働く女性、独立した女性が増え、離婚率も社会的に増えてきたと。
また、被虐待児も登場します。このあたりも、社会問題に切り込んでいますね。
そして、何と言っても見逃せない見どころが、シュワルツェネッガーの顔芸です。
『トータル・リコール』には及びませんが、こちらも中々の顔芸。
でも、この時期のシュワルツェネッガーってカッコいいです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『キンダガートン・コップ』について解説しました。
とっても観やすい映画です。
誰が観ても楽しめる作品だよ!
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