シネマート心斎橋の思い出

2024年10月24日をもって、シネマート心斎橋が閉館になります。

大阪に住んでいる私にとって、めちゃくちゃショッキングなニュースです。

私は難波に住んでいたので、ミニシアターの中では一番近くて、かなりの頻繁に通っていました。

特に2017年頃からでしょうか…。

本当に色々な映画を観ましたね。

シネマート心斎橋は、アジア映画に特化した映画館という肩書で、韓国や香港映画を中心に、たくさんのアジア作品を上映していました。

でも、アジア映画だけじゃなく、名作のリバイバル上映をしてくれるのが、有難かった。

私はリバイバルが大好きなので、本当にお世話になりました。

単発もあれば、監督の特集上映を組んでくれることもありましたね。

ラース・フォン・トリアー、ジム・ジャームッシュ、ウォン・カーウァイetc。

攻めたラインナップもたまらない。上に載せた食人族もそうですが、過激な内容の作品をかけてくれるんですよね。

ホラーもB級も、やばそうなやつはなんでも。

『セルビアン・フィルム』で悲鳴を上げたり、ラース・フォン・トリアーの『キングダム』を、2日連続6時間ぶっ通しで観たのは、いい思い出です。

舞台挨拶付きの上映会も、何度か参加しました。

舞台挨拶に参加すると、作品のバックヤードや奥行きが分かるので、とっても有意義なんです。

映画がより楽しくなる。

不思議な経験をしたこともありました。

多分『オクス駅お化け』を観た時だったかなと思うんですが、私の隣のシートが誰もいないのに下がっていったんですよね。

この時は少しだけ落ち着かない気持ちになりました。

たくさんの名作を見せてくれたシネマート心斎橋。

どうも有難う。

　

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