『呪詛』から学ぶ世界の呪い

ホラー映画

世界 呪い発見

NETFLIXで恐すぎると話題の『呪詛』を鑑賞しました。

この映画、台湾の田舎で行われる呪いや因習のようなものがテーマなんです。

私、アジアのこういう文化にすごく惹かれるんですよね。

そもそも、日本人が観て、あの内容を恐いと思えるのって呪いとか呪術に対する認識があるからだと思うんです。

逆に、言わずもがな台湾でも呪術に関する文化がありまして、

例えば、人気のアニメ「呪術廻戦」は、台湾でも幅広い年代に読まれている作品です。

そして、驚くべきことに、リアルでも、呪いの儀式や因習は存在するって知ってますか?

加えて『呪詛』は実際に2005年に台湾で起こった事件からインスパイアされて出来た映画なんです。

ダニー
ダニー

恐すぎるだろ…。

bitotabi
bitotabi

今回の記事では、『呪詛』に出てくるような呪いについて解説していきます。特にアジアに絞って紹介します。

台湾の呪いや呪術

まずは『呪詛』の舞台である台湾の呪いについて解説します。

映画の基になっているものもありますよ。

送肉粽(サアウンバーツァン)

送肉粽は、台湾で行われる自殺者や事故死者の霊を怨霊化させないための邪気払いの儀式です。

首吊り自殺者が粽(ちまき)のように見えることから、「肉粽」と呼ばれます。この儀式は首を括る怪異から守るために行われます。

道士が「跳鐘馗」という儀式を行い、邪気を払います。

具体的には、故人が死んだ場所や家を周り、首吊り紐や遺品を集めて邪気を払います。

参加者は厳格なルールに従い、海辺で遺留品を燃やし、灰を流すことで「肉粽」の怪異を追い出します。

 



アジアの呪いや呪術

続いてはアジアの呪いをご紹介します。

いっぱいあるんですよ~。

インドネシアのドゥクン(Dukun)

インドネシアでは「ドゥクン」と呼ばれる呪術的な力を操るシャーマンのような人々が各地域にいます。彼らは日常生活で起こるさまざまな問題を解決するために頼られています。

三太子

三太子は呪いの類とは違って、広く親しまれる道教の神様です。

哪吒太子(なたたいし)は、もともと仏教の護法神であったものが、中国でその後変容し、道教神となってしまった神で、三人兄弟の三番目なので三太子と呼ばれているんですね。

『呪詛』のモデルとなった2005年の事件では、ある6人家族の末娘が「三太子に取り憑かれた」と行ったことがきっかけなんです。

 



日本の呪術

呪術(じゅじゅつ)は、悪意や敵意を持つ人が特定の対象や人に対して行う儀式や言葉を指します。日本では、呪いや呪文、陰陽道、霊媒師(ユタ)などが伝統的に存在しています。陰陽道は、陰と陽のバランスを調和させる信仰体系で、祓いや厄除けなどに関連しています。

中国の陰陽道

中国では、陰陽道(おんみょうどう)と五行思想に基づく呪術があります。道教の影響を受けた巫覡(ふぎょ)が、病気の治療や運命の改善を行います。

 



タイのバオ

「バオ」は「吹く」または「息を吹きかける」という意味で、病気や不調を治療するために行われます。

具体的には、呪術師が特定の呪文や聖水を患部に吹きかけて病いを癒す行為です。

タイはオカルト大国で、これ以外にも様々な呪術や呪物が存在しますよ。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

『呪詛』のモデルとなった事件や、アジアに古くから伝わる呪術について解説しました。

ダニー
ダニー

調べたり、呪物に触れたりする時は、くれぐれもご用心を。

bitotabi
bitotabi

古くからあるということは、それだけ思いが詰まっているということなので、あなたが信じる信じないに関わらず、危険なので。

  

当ブログは、毎日更新しています。
ブックマークして、またご覧いただけると嬉しいです。励みになります。
SNSにフォローしていただければ、更新がすぐわかりますので、ぜひフォロー・拡散よろしくお願いします。

X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi



コメント

タイトルとURLをコピーしました