今なお、いや今だからこそリメイクの価値がありそう
ヒットした映画って、時にリメイクされますよね。
ホラー映画が多い傾向にありますが、近年では『生きる』や『カメラを止めるな!』など違う国の監督がリメイクするパターンも。
直近では黒沢清監督の『蛇の道』のセルフリメイクが話題になりましたね。
今回の記事では、私が思う「リメイクしたら面白そうな作品」を3つ紹介します。
どうして選んだか、理由もよろしくね!
少年少女の好奇心をくすぐるはず
まず初めは『学校の怪談』です。
1995年から1999年の間に、4本の作品が作られています。
監督は平山秀幸。
ホラー映画でありながら、ジュブナイル的な要素も含んでいるのが特徴です。
この手の映画って、今ほとんどないんですよね。ホラー映画はPGがついて、保護者と一緒じゃないと観に行けないようになってます。
でも、子どもって、怖いの大好きなんですよ。だから、ホラー映画好きの子どもって、割と過激なやつを観ちゃうんですよね。時にはセクシーなシーンや犯罪の度が過ぎるものなど、怖さ以外の刺激も含んでいます。
そうなると、ちょっと教育上よろしくない気がします。
だから、あえて『学校の怪談』のような分かりやすいもの、ジュブナイルな要素を含んだ健全なホラーを今も作ればいいと思うんですよね。
夏休みに、子どもたちの度胸試しのような感じで公開するなんて、めちゃくちゃいいアイデアなんじゃないでしょうか。
色んな国のリメイク版が観たい
続いては名作『スティング』です。
1973年の作品で、監督はジョージ・ロイ・ヒル。
この作品って、犯罪コメディ映画なんですよね。案外こういう映画って少ないんです。
犯罪者をカッコよくとかいい感じに描写するのがよろしくないからなんでしょうかね。
でもとてつもなく面白い。傑作です。
で、この映画の特徴として、ロバート・レッド・フォードと、ポール・ニューマンという2大スターを筆頭に、たくさん仲間が出てくるところです。
これ、日本でリメイクしても面白いんじゃないかと思うんですよね。たくさん俳優起用して。
たくさんの国で一斉にリメイクして、色んな国の、色んな俳優を見比べてみたいです。
オール女性キャストなんかも面白そう。
お願いだからタイトルだけ変えて!
最後に紹介するのは『ナポレオン・ダイナマイト』、2004年公開作品です。
この作品はですね、概ねコメディなんですが、田舎のダサくて冴えない高校生たちにスポットあてた内容で、要所要所でグッとくるものがあるんです。力を合わせて闘ったり、努力したり。
『ブック・スマート』に似ていますね。
で、リメイクしてほしい理由なんですが、本作実は日本では劇場公開されていないんです。
アメリカではミニシアターで評判となった後、全米公開され大ヒットしたんですが、日本ではビデオ・DVD化されただけ。
加えて、その時付けられた邦題が『バス男』というもので、これはあの『電車男』の人気に乗っかってつけた悪ふざけみたいなタイトルなんです。
主人公がバスで通学しているだけの理由で、バスにまつわるドラマや要素は一切ない。一応主人公が冴えないナード系であることも共通点として挙げられますが。
このタイトルを付けられたことで、完全にイロモノ扱いされることとなった本作は、日本では日の目を浴びづらくなってしまいました。
ジャケットのキターーーーーーもめちゃくちゃ腹立ちます。
でも、ストーリーや演技は本当に素晴らしい。笑って泣ける名作です。ラストシーンなんて本当にもうたまらない。
ぜひ邦題をバス男以外にして、公開してほしいです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
リメイクしたら面白そうな作品を3つ紹介しました。
個人的な思いもたくさんこもっていますが、どの作品もリメイク向きだと思います。
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