肉体的な美が衰え、残るものは…?
映画「欲望という名の電車」を鑑賞しました。
マーロン・ブランドとヴィヴィアン・リー、ふたりの名優が素晴らしい演技を披露する作品です。
マーロン・ブランドって、ゴッドファーザーのドン・コルレオーネだよね。
若きマーロン・ブランド
今作ではマーロン・ブランドが雄々しくも、色気のある役を演じています。
その凶暴性や人間味あふれる演技は素晴らしいのですが、アカデミー賞では「アフリカの女王」のハンフリー・ボガードに敗れる結果となりました。
でもね、怖いけどほんとカッコいいんですよ…。
どうですか、この色気。
ゴッドファーザーの時とは違い、筋骨隆々。
セクシーです。
シャツを脱ぐシーンや、「ステラァァァァア!」と妻の名前を叫ぶシーンは絶品です。
ヴィヴィアン・リー
今作でヴィヴィアン・リーはアカデミー主演女優賞を受賞しています。
ヴィヴィアン・リーといえば、「風と共に去りぬ」が代表的ですね。
スカーレット・オハラを演じてから、10年以上の時が経っており、肉体的なピークは過ぎています。
「欲望という名の電車」でもそういった役どころです。
最も美しい時期を過ぎてしまい、財も失ってしまった、精神的に不安定な役を演じています。
「風と共に去りぬ」では、逆境に立ち向かう様を演じていましたが、「欲望という名の電車」はそのアナザーストーリーのような内容です。
そのように比較してみると、大変楽しめるかと思います。
様々な狂気を描く
「欲望という名の電車」は様々な狂気を描いています。
裕福だったものが転落したことによる狂気をヴィヴィアン・リーを通じて描き、
相容れないブルーワーカーの凶暴性をマーロン・ブランドを通じて描いています。
もう終始ヒリヒリした、緊張感が漂っているのです。
この映画、めっちゃ疲れますよ笑
「もう、そんなこと言ったらまたケンカになるぞ…!」
って展開が何度も何度も登場します笑
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「欲望という名の電車」の見どころをお伝えしました。
マーロン・ブランドとヴィヴィアン・リーの演技がぶつかりあう、素晴らしい作品です。
その他の助演の演技も大変すばらしいです。
とても疲れますが、観る価値は高い映画ですよ!
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