人生には突発的なことが起こる
映画『愛にイナズマ』を鑑賞しました。
ポスターから恋愛要素強めの作品なのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
夢に向かって進みたい人や、家族を大事にしたい人にこそ、オススメできる映画です。
「この出会い、一億ボルト」って書かれたらそりゃあ勘違いするよね。
恋愛ものではない
先述の通り、本作はラブロマンスではありません。
タイトルの『愛にイナズマ』は、「恋はハリケーン」的な意味ではなく、雷のように唐突で、衝撃的な出来事は、大事な人との間でも起こるといった意味が込められているように感じます。
家庭問題と向き合う
本作の物語の中心は、主人公が家族と向き合うところにあります。
自分の過去をもとに書いた脚本が赤の他人に奪われ、それを機に自分の知らない家族の過去と向き合い始めるんです。
父や兄と接していくうちに、イナズマにうたれるようなショックを受けていくという。
この物語で度々語られる「普通」なんてものはないんだと実感しますね。
豪華キャスト
本作を観ていて驚いたのが、キャストの豪華さ。
主演は松岡茉優と窪田正孝。
松岡茉優の家族に、佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也。
この5人のコミカルさがとてもよかったです。
特に池松壮亮と松岡茉優の、コメディ演技は必見です!
もうこの5人だけでも充分映画とれちゃいそうなんですが、まだまだいるんです。
MEGUMI、三浦貴大、高良健吾の嫌な役っぷりはものすごい。
家族問題を含めた本人の悩みなんて知らないから、関係なくネガティブに関わってくる、現実的な人々を演じています。
三浦貴大、腹立ったなぁ笑
北村有起哉とか趣里がめっちゃちょい役なのも贅沢ですね。
この二人役名もないんですよ。
趣里なんて「携帯ショップの女」ですからね笑
でも個人的に大好きだったのは、バーのマスター役の芹澤興人。
いい人の役って何か惹かれます。
感想
いい意味で裏切られた映画でした。
そこそこ恋愛要素強いかと思っていたのに、ほとんどなかったし、それ以上のドラマがあったからです。(私はあまりラブロマンス好きじゃないので)
ポスターの文句で、鑑賞者に対してもイナズマのような衝撃を受けさせることを狙ってミスリードを誘ったのだとしたら、大したもんです。
嘘をつかないこととか、家族を大事にすることとか、ハグをする意味だとか、勝負の色をもつこととか、いろいろ学びになる映画です!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『愛にイナズマ』の解説と感想をお届けしました。
コミカルさとドラマの塩梅が心地いい作品です。
イナズマのような衝撃も受けますよ!
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