『エイリアン』はここに注目!ゴシックホラーとSFの融合

SF映画

宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない

映画『エイリアン』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。

『エイリアン』シリーズといえば、SFパニックホラーとして有名なシリーズですが、123と監督が変わっていることも特徴です。

シリーズ一作目となる『エイリアン』は、『ブレード・ランナー』『グラディエーター』などの名作から、『ナポレオン』『ハウス・オブ・グッチ』など近年の話題作まで多く手がける巨匠リドリー・スコットが監督を務めています。

ダニー
ダニー

あらすじはこんな感じだよ↷

全世界を震撼させたSFホラーの金字塔。衝撃の第1作! 地球への帰路を急ぐ宇宙船ノストロモ号に、謎の異星人(エイリアン)が侵入した。姿を見せない敵は本能の赴くままに一人、また一人と乗組員の命を奪っていく。未知の進化を遂げた生命体には人類の持ついかなる武器も通用しない。閉鎖された宇宙船内で、姿を見せぬ完全生物とだた一人生き残ったリプリーとの絶望的な闘いが始まろうとしていた…。

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/alien

リドリー・スコットは、『エイリアン』の3年後に『ブレード・ランナー』を公開しています。

bitotabi
bitotabi

今は時代物が多いですが、当時はSF映画を得意としていたのかもしれませんね。

今回の記事では、『エイリアン』で注目すべきポイントをいくつか紹介させていただきます!

SFXが物凄い

『エイリアン』ではSFXのクオリティがもの凄いんです。

エイリアンの造形はH・R・ギーガーが務めており、生々しさやおどろおどろしさが存分に発揮されています。

卵の気味悪さったらもう、たまりませんよね。

宇宙ならではのメカや特撮も、CGをほとんど使っていません。

 



音楽も素晴らしい

『エイリアン』はジェリー・ゴールドスミス務める音楽もまた素晴らしい。

シャイニングのような不穏さがあります。

荘厳さと、心理的不安を煽る演出が抜群です。

リプリーのキャラクターを確立

『エイリアン』ではシガニー・ウィーバー演じるリプリーのキャラクターが確立されました。

優しさと強さと美しさを兼ね備えた女性、リプリー。

シガニー・ウィーバーって、身長も高いんですよ。

クルーの中でそこまで重要なポストではないんですが、男性よりもある上背と、知的な雰囲気で優秀なのがよく分かります。

猫を見捨てない優しいキャラクターも素敵です。

そんなリプリーが身に着ける腕時計。

CASIOのF100というモデルを着けています。

ハイテク感があってカッコイイんですよ。

復刻モデルのA100というのが、今でも普通に販売されています。

 



このシーンに注目!

『エイリアン』を観る上で、見逃せない3つのシーンを紹介します。

手術のシーン

1つ目は顔に張り付いたエイリアンを剝がそうとする手術のシーンです。

エイリアンの造形や、手術道具のリアルさは丁寧過ぎて美しさすら感じます。

この緩急が、ホラー作品として一段階上げていることは間違いありません。

腹から飛び出るシーン

視覚的には一番インパクトのあるシーンですね。

あのシーンは、実はキャストはお腹から何が出てくるか知らされていなかったそうです。

なので、本当に恐怖している様子が伝わってきます。

腹から出てきてすぐにエイリアンが逃げていくというのも、いいんですよね。

 



脱出船のかたち

『エイリアン』に登場する脱出船。

あれは、六角形です。

実は棺桶の形を模しているのだそう。

棺桶から出てくる怪物といえば、吸血鬼ドラキュラですよね。

リドリー・スコットは、ドラキュラのようなゴシックホラーを宇宙でやるというメッセージなのだとか。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

映画『エイリアン』の見どころをお伝えしました。

bitotabi
bitotabi

SFとゴシックホラーを見事に融合させた、歴史的な作品です!

ダニー
ダニー

リドリー・スコットらしい丁寧な映像も最高だよ!

 

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