僕はどうして生まれてきたの…?
映画『エイリアン4』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。
本作は『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネが監督を務めています。
『エイリアン3』が興行的に失敗したので、本作も軽んじられがちです。
でも、私はかなり面白いと思います。
色々詰め込んでいる感じがするよね!
今回の記事では、『エイリアン4』の見どころや感想をお伝えしていきます!
フランス映画らしさ
『エイリアン4』は、この頃のフランス映画らしい、洒落た色調になっています。
何となく全体が緑がかった雰囲気といいましょうか、まあ、『アメリ』の監督っぽいんですよ笑
そのため、これまでの怪物活劇とは何だか違った印象を受けます。
まあ、内容はモンスターパニックものなんですが。
しかし、これまでのシリーズと一線を画しているのが、次のポイントです。
至高のゴア表現
『エイリアン4』はシリーズの中で最もゴア描写(グロい表現)に富んでいます。
過去3作では、エイリアンによる殺戮シーンは場面が切り替わるなどの手法を用いていたため、詳細は描かれませんでしたが、『エイリアン4』では、エイリアンによる人体破壊シーンや臓物露出シーンがかなり多く描かれます。
苦手な人はきついかもしれませんが、ゴア表現が割と好きな人にはかなりオススメできますね。
また、先述のフランス映画っぽい色調が、ゴア表現を一層引き立てるんですよね~。
原題について
『エイリアン4』は原題が『Alien: Resurrection』となっています。
「Resurrection」とは、「復活」「蘇生」を意味する単語です。
前作『エイリアン3』のラストで自決したはずのリプリーとエイリアンの復活、完結したと思われたシリーズの復活の両方を表しているのだとか。
シガニー・ウィーバー演じるリプリーは、クローン人間です。
これまでと異なるキャラクターになっています。
シガニー・ウィーバーを、『エイリアン3』以降、もうリプリーを演じることを嫌がっていたのですが、今回のリプリーならばとOKを出したのです。それくらい、違う性格のキャラクターなんですよ。
ちなみに、バスケットボールのバックシュートのシーンはCG無しリテイク無しで決めたらしいです。
あと、水中を泳ぐシーンもCG無しスタント無し!すごいねシガニー・ウィーバー。
クルーにも注目!
今回登場するのは宇宙貨物船「ベティ」の宇宙海賊たち。
他の宇宙船を襲撃しては冷凍睡眠中のクルーを拉致してレン博士に売り飛ばしていたという、とんでもない悪者集団です。
でも、結構魅力的なメンバーなんですよ。
実は、1作目のノストロモ号のクルー達を意識した個性的なキャラクター設定がなされているんだそうです。
どうりでキャラが立っています。
見逃せないのはやはりウィノナ・ライダー演じるアナリー・コールですね。
もう、本当に可愛らしい。
あと、クリスティーという黒人船員も超カッコイイですね。男気あります。
ラストが切ない
『エイリアン4』は、ラストがとにかく切ないです。
SFパニックホラーで、こんなに切なくて感動できるものは、そうそうあるものではありませんよ…。
というか、ゴアと悲しみが入り混じったラストシーンなんて、他にあるんでしょうかね。
ちょっと、泣けるくらいいいんです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『エイリアン4』の見どころや感想をお伝えしました。
3でやめちゃった人は、是非とも観てみていただきたいです。
今ならAmazon Prime Videoで観放題だよ!
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