映画『ある閉ざされた雪の山荘で』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。
本作は2024年1月に劇場公開された作品です。Amazon Prime Videoのスピード感えげつないですね。
原作は東野圭吾。1992年に発行されたものになります。
本作のキャストは、重岡大毅、間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴です。
若手俳優がズラリと並びます。
はい、予感はすると思いますが、正直あまり面白くありません。でも優れたところもあります。
今回の記事では、『ある閉ざされた雪の山荘で』について色々な角度から解説していきます。
キャストに推しがいない人だけ読んでください。
劇団に所属する役者7人に届いた、
4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状。
新作舞台の主演を争う最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、
【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室で一人、また一人と消えていくメンバーたち。
https://happinet-phantom.com/tozayuki/
果たしてこれは、フィクションか? それとも本当の連続殺人か?
彼らを待ち受ける衝撃の結末とは――
演技力は伝播する
本作は、結構若手実力派アクターが揃っています。
岡山天音、堀田真由あたりは、他作品で素晴らしい演技を見せていますよね。
西野七瀬も『孤狼の血 LEVEL2』でアカデミー賞の新人・助演の2つにノミネートされたほどです。
まあ、誰もが主演級の面々だと思います。
それを差し置いて、重岡大毅…。
圧倒的な事務所のパワーを感じてしまうんですよね。ねじ込まれた感というか。もう、映画に集中できないほど。
周りがまた、いい俳優を揃えているだけに、演技力の低さが悪目立ちしちゃうんですよ…。
彼のレベルに合わせるかのように、他も微妙な演技になってしまう。目立たせないようにしているんでしょうかね。もう、めちゃくちゃ負の相乗効果になっちゃってます。あなた、普段はもっとできる子じゃない!って感じ笑
だって、主演ですからね。もうこれはしゃーない。
まあ、そういう意味で、役の立ち位置としては合っていたのかもしれませんが。
気鋭の劇団員の中に放り込まれちゃったやつ。として。
もう、辞めた方がいいですよ…事務所さん。サスペンスとかホラーで演じさせるのは、彼らにとっても事務所にとってもメリットが少ない。炎上商法なら別ですが…。流石に映画でそれはないでしょう。
「え」が多い
この作品、
「え」
っていうセリフがやたら多いんですよね…。
もう、最近の微妙な日本映画の典型です。
脚本の問題なのか、演技の問題なのかわかりませんが、やたらと「え」っていうんですよ。
あれ、必要ないと思うんですよね。なんか冷めますし、イライラします笑
「え」っていう表情で見せればいいじゃんって。
『ある閉ざされた雪の山荘で』の楽しみ方
最後に、本作の楽しみ方を。
上記を踏まえて、推理しながら観るのは結構面白いと思います。
事務所への忖度に溢れている作品ですから、誰がどの順番で殺されるかを予想しながら観るといいです。
私は結構当てられました。
あとは、「え」の数を数えながら観る。めっちゃイライラすると思いますが笑
間取り図を上から映すショットはよかったです。
ラース・フォン・トリアーの『ドッグヴィル』みたいで。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』について解説しました。
ある意味、貴重な映画です!
Amazon Prime Videoでお試しあれ!
https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront?benefitId=default&tag=neotennoji-22
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