古代文明の陰に、「やつら」がいた!
『エイリアンVS.プレデター』をアマゾンプライムビデオで鑑賞しました。
本作は、『バイオハザードシリーズ』のポール・W・S・アンダーソンが監督した作品です。トマスでもウェスでもないアンダーソンです。
1980年代の宇宙人もので大ヒットとなった『エイリアン』シリーズと、『プレデター』の対決ということで、こういうお祭り映画が好きな人にはたまらないかもしれません。
しかし、『エイリアン』ファンからすると、本格SF路線から、エンタメ色が出過ぎて商業的な臭いがするので、敬遠されがちな作品でもあります。
どっちかというと、『プレデター』寄りですね。
プレデターのファンはかなり楽しめそうだよね。
でも、『エイリアン』の系譜も踏襲しているので、これまでエイリアンシリーズを追いかけてきた私としても、なかなか楽しめる内容でした。
今回の記事では、『エイリアンVS.プレデター』の見どころを解説していきます!
ウェイランド社の社長現る
本作では、エイリアンシリーズに登場した「ウェイランド社」の社長がその顔を表します。
なんと、名前がチャールズ・ビショップ・ウェイランド。
そうなんです。『エイリアン2』のビショップと同じ名前なんですね。
しかも演じるのも同じランス・ヘンリクセン。
ロボットのビショップは社長を似せて作られたのかもしれないなど、妄想が捗ります。
序盤にペンで指の間をトントンするシーンも、『エイリアン2』をシーンとの繋がりを感じますね!
そしてウェイランド社、正式にはウェイランド・ユタニ社というんですが、社長は日系ではなかったんですね…。
『プロメテウス』と近い設定
『エイリアンVS.プレデター』は表面上はただのモンスターバトルものですが、設定はなかなか面白いなと思います。
ウェイランド社が北極のブーヴェ島で謎の熱反応を発見し、遺跡らしきものが在ることがわかる。この地下遺跡は、プレデターが人類に文明を授けるのと引き換えに造らせたもので、彼らが宇宙最強の生物「エイリアン」と生死を賭けて闘う成人儀礼のための闘技場だった。遺跡深くには冷凍睡眠させられたエイリアン・クイーンが捕われていた。遺跡発見のきっかけとなった熱反応とは、100年ごとに執り行われる儀礼の周期に合わせて遺跡が再活性化しつつあった徴候で、調査隊が遺跡のメカニズムを再起動させたため、クイーンが目覚めてエイリアンの卵を続々と産み落とし始めてしまった。
Wikipediaより引用
実は古代文明はプレデターたちの主導のもとにできたものだったと。
数千年前に人類に知恵や技術を与えたのはプレデターたちだという設定なんですよ。
これ、『プロメテウス』と少し似てますね。
人類を作ったのも異星人、力を貸したのも異星人だと。
ここに注意!
『エイリアンVS.プレデター』は、エンタメとして初見でも楽しみやすいものではあるんですが、『エイリアン』シリーズを観ていなければ、一点だけわかりにくい部分があります。
それは、エイリアンのフェイスハガーのシステムです。
エイリアンは、
1クイーンが卵を産む
2やがて卵がいつでも出られるタイミングまで育つ
3フェイスハガーが生き物の顔に張り付き、体内に寄生する
4宿主の肉体を栄養にして、育ち、成虫として出てくる
という4つの流れで増殖していくんです。
この説明がないので、分かりにくかった人はぜひ『エイリアン』を鑑賞してみてくださいね。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『エイリアンVS.プレデター』の見どころと、少し分かりにくい部分について解説しました。
エンタメとしても楽しめますが、『エイリアン』を踏襲した設定もなかなか面白いですよ。
どっちが勝つか、ドキドキするよね!
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