「ブロンクス物語」を鑑賞しました。
デニーロマラソン6本目です!見どころを解説します!
はじめに
「ブロンクス物語」は1994年のアメリカ映画です。
俳優ロバート・デ・ニーロが初監督・製作・主演の3役を務め、彼が生まれ育った60年代のブロンクスを舞台に、ひとりの少年の成長と彼を取り巻く人間模様を描いた一編。同じくブロンクス出身の俳優チャズ・パルミンテリの一人芝居を、彼が映画用に書き改めた脚本にデ・ニーロが興味を示し、映画化が実現。2人にとって、自伝的色彩の濃い作品となった。製作はジェーン・ローゼンタール、ジョン・キリク、デ・ニーロの共同。撮影は「メジャーリーグ」のレイナルド・ヴィラロボス、美術はウィン・トーマス、編集は「スカーフェイス」のデイヴィッド・レイ、衣装は「ケープ・フィアー」のリタ・ライアック。音楽は当時を彩る名曲がふんだんに使われ、効果を上げている。デ・ニーロの少年時代を彷彿させる主人公カロジェロ役にフランシス・キャプラとリロ・ブランカート・ジュニア、ソニー役にパルミンテリ、父親役にデ・ニーロがそれぞれ扮するほか、「きっと忘れない」のジョー・ペシらが共演。https://eiga.com/movie/49084/
ブロンクスって、ヒップホップやDJカルチャーなど、黒人の自由な音楽生まれたいい感じの町だと思っていましたが、その陰には差別が争いがあったのですねえ。自分の無知を思い知りました。この映画ではそのあたりをかなり学べます。
また、子どもの成長や親のアプローチなどのヒントも得られるのではないかと思います。思春期子育て真っ最中のあなたにおすすめです。
葛藤の描き方がお見事
差別や偏見の少ない現代よりも、当時はもっと過激だったんだと思います。
人種や仲間意識、強い者への憧れを少年目線で絶妙に描いています。
友達の輪からはみ出しがたい葛藤 嫌と言えない悩み
父と尊敬する男性(ロールモデル)のギャップに対する戸惑い
青春時代に、似たような経験を誰もがしたのではないでしょうか。そういう時の失敗って今でも結構残っていますよね…。
この映画をはやく観てたら、少しは変わったかもなあ。
才能を無駄遣いするな
この映画最大のメッセージと音楽に関するトリビアを一つ。
今作のデニーロは、とっても真面目で実直な男です。毎日朝早く起きて汗水たらして働く。それが正しく美しいと信じる男。
「レイジングブル」「ゴッドファーザー」とは真逆ですね笑
そんな父役のデニーロが、何度も言うセリフ「才能を無駄遣いするな」
これ、かなり身に沁みます。自分がパフォーマンスを発揮できる場所で真剣に戦うことが大事なんだと思えます。
才能の無駄遣いほど悲しいことはない。
自分の選択によって人生は変わる。
ジミヘンは聴くんだね
この映画の主人公界隈の白人少年たちは、とにかく黒人を差別しまくりです。
彼らが、盗んだ車の中で、クリームやキンクス、ビートルズなど、英ロックを聴くシーンをたくさんみました。
その中、終盤付近で、ジミヘンが流れるではありませんか。
ジミヘンは聴くんだね。ジミヘンってやっぱすごいな。
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