映画「ちょっと思い出しただけ」を観ました。
ちょっとおじさんには甘すぎたけど、グッときたし、大事なことを思い出せる映画でした。
ネタバレなしで、クリティカルな解説をします。
「バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画をつくったら」「くれなずめ」など意欲的な作品を手がけ続けている松居大悟監督のオリジナル脚本を、池松壮亮と伊藤沙莉の主演で映画化。ロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げる、ジム・ジャームッシュ監督の代表作のひとつ「ナイト・オン・ザ・プラネット」に着想を得て書き上げた新曲「Night on the Planet」に触発された松居監督が執筆した、初めてのオリジナルのラブストーリー。怪我でダンサーの道を諦めた照生とタクシードライバーの葉を軸に、様々な登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生の機微を、繊細かつユーモラスに描く。2021年・第34回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞。
https://eiga.com/movie/95695/
2022年製作/115分/G/日本
それでは、より映画を楽しむための解説をはじめます!
どんどん可愛くなる伊藤沙莉
私は「ひよっこ」という朝ドラから、伊藤沙莉さんがかなり好きです。
ハスキーな声と、少しコミカルな演技は唯一無二。いい感じです。
声を活かした声優業も絶好調。↓このアニメ最高です。3周見ました。
今作は、現在から過去へ遡るかたちで物語が進みます。過去へ進むというとなんだか変ですが、そうなのです。それも、一年おきに7月26日だけを観て、二人の男女がどのような日々を過ごしたか、知る物語です。
つまり、2人のカップルがどんどんフレッシュな状態になっていくのです。
遡れば遡るほど、伊藤沙莉さんが可愛い!あんな女性が現れたら、どうにかなってしまいそうです笑
また、付き合う前後、付き合いたて、ラブラブ、別れる時…、この演じ分けがものすごいです。全然違います。絶妙な距離感がめちゃくちゃよく表れていました。
音楽とともに完結
この映画は、クリープハイプの曲「ナイトオンザプラネット」を聴くと、より一層楽しめます。
むしろ、この映画をラストでしっかり味わって完結です。
こちらに動画と解説を貼ってます↓
「巻き戻せば恥ずかしいことばかりで早送りしたくなる…」
この歌詞は特にグッときます。歌詞と映画の内容がガッツリ繋がっています。それどころか、PVが映画の世界線です。必見。
あと、映画「ナイト・オンザ・プラネット」も観ればもっと楽しめます。私も観なければ…。
あの時高円寺で…
今作では「座・高円寺」という劇場や高円寺の町がよく登場します。
私は数年前東京で暮らしていました。それも高円寺のすぐそばで。
上京の勢いで、ミニシアターや劇場で働きたいという思いもありましたが、結局その勇気は出ず、普通の会社に就職しました。
当時「座・高円寺」や阿佐ヶ谷の「ラピュタ」でアルバイト募集していたのですよね…。飛び込んでしまいたかったなあ。
あの時、「座高円寺」や「ラピュタ」で勤めたら…また違った形に映っただろうなあ。
この映画のように、ちょっと思い出してみました。
最後までお読みいただきありがとうございます!
高円寺も伊藤沙莉さんも大好きだから、苦手な恋愛系ですが楽しめました。國村隼さんもいい感じです。
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