シネマートで「クライムオブザフューチャー」と「ステレオ/均衡の遺失」を鑑賞しました。
クローネンバーグの作品です。超難しかったです…。
たまに、思いがけず難しくて、内容の理解を諦めてしまいたくなる時、ありますよね。
そんな時の映画の楽しみ方をお伝えします。
映画の見どころもサクッと紹介。
はじめに
「クライムオブザフューチャー」と「ステレオ/均衡の遺失」どちらも1時間ほどの作品で、2本立て上映でした。
クローネンバーグといえば、「ザ・フライ(1986)」「ビデオドローム(1983)」など、グロテスクな特殊メイクや設定の印象が強いですね。
「クライムオブザフューチャー」「ステレオ/均衡の遺失」はそれらの作品よりも前、1969年、1970年の作品です。
まだ、そこまでグロテスクな表現はありませんでした。(ちょっと楽しみにしていただけに残念でした笑)しかし、変態っぷりは垣間見えます。
特に、「クライムオブザフューチャー」はちょっとキモイシーンが多くてよかったですねぇ。
どちらも字幕に出る言葉が難しすぎました。もう追うだけで精一杯。頭で考える余裕なくどんどん過ぎていきました。
また、「映像をみれば大体の内容わかるだろ」と思ってそっちにシフトしても、何のこっちゃわからなかったです笑
「時計仕掛けのオレンジ」や「2001年宇宙の旅」の50倍、難解な台詞と、抽象的な映像による表現といった感じです。
どちらの作品にも、ロナルド・モロジックという俳優がメインで出演していました。
この人が、テレビチャンピオンの大食いの人によく似ています笑
あと、「ステレオ/均衡の遺失」の女優さんが素敵です。
難しい時はどう楽しめばいいか
私もなんとか理解しようと、頭を働かせましたが、結局よくわからんまま2時間が過ぎました。
こういう、難解な映画の対処としては
①めちゃくちゃ予習してからいく
②がんばって食らいつく
③内容については諦めて、カメラワークや雰囲気を楽しむ
④監督や作り手のことを考えながら観る
私はどうも①を怠ってしまう時があるので、今回は②を途中まで、後半はもう③④で楽しんでました。
「この辺はクローネンバーグっぽいなあ」と思いながら観ると、キモイシーンも楽しめるというものです。
これをしたからか、劇場に貼ってある解説を読むのがとても楽しかったです。あらたな発見でした。
最後までお読みいただきありがとうございます!
クローネンバーグは何だかクセになりますよね。クラッシュをもう一度みたいなあ。
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