私は映画好きだと言う人と出会った時、こんな質問をします。
『LALALAND』はお好きですか?
その答え方で、その人の映画鑑賞に対するベクトルを図ることができると思っているんです。
さあ、あなたはどのように答えますか?
少し考えてみてください。
「最初の曲とダンスが一番よくて、後はそんなにですよね」
これは浅い。私も初めて観た時はそうでした。
「ライアン・ゴズリング好きなんですよ」「エマ・ストーンが可愛いですよね」
これも浅い。
「『グレイテスト・ショーマン』と似てますよね」
これもかなり嫌な予感。
というかぶっちゃけ、『LALALAND』って色がめちゃくちゃ映えるし、主演2人の顔がいいから、ラブストーリーとかキラキラした映画が好きな人にお気に入りとして挙げられることが多いんですよ!
確かに、「好きな映画紹介」とかで挙げる人多いよねぇ。
でもあの映画は、デイミアン・チャゼル監督の映画愛と変態的な情熱が詰まった作品で、そんな表面上だけ観ていてはいけないものだと思うんですよね。
『LALALAND』はお好きですか?
と尋ねたことをきっかけに、『シェルブールの雨傘』や『雨に唄えば』『巴里のアメリカ人』『バンドワゴン』『ニューヨークニューヨーク』まで会話を広げたいんです。
もっと言えば、撮影の仕方やそれぞれのシーンまで語り合いたい。
そして、『BABYLON』の話もしたい。
我ながら面倒くさいやつだなあと思いますが、何かについて話をするときは相手のベクトルに合わせることが大事。
『LALALAND』をどのように観て、どのように捉えたかで、ある程度その人の映画好き度合いや、自分との価値観の違いが分かると思っているんですよね。
さて、私の住んでいる大阪の中心地TOHOなんばでは、12月26日から『LALALAND』がリバイバル上映されます。(なぜかは不明です。割と最近リバイバル上映をやってたようなような気がするんですが)
もし、お近くの人はぜひ劇場でご鑑賞を。特に、これから映画に明るくなりたいという人は、逃す手はないですよ。
私がこの記事で書いた内容が今一つ分からなかった。もっと知りたいと。いう人は、ぜひこれらの記事を読んでください。
『LALALAND』だけでこんなに書いてたんだね。
そして、ミーハー勢に負けず『LALALAND』はいい映画だと大声で言っちゃいましょう。
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