映画「戦慄怪奇ファイルコワすぎ!FILE-02震える幽霊」を鑑賞しました。
シリーズの全作がAmazon Prime Videoに観放題追加されましたので、観たものをレビューさせていただきます。
新作が8年ぶりに公開されることに合わせて配信がスタートした感じだね!
はじめに本シリーズの特徴をお伝えします!
「コワすぎ!」シリーズとは
今から11年前の2012年、レンタルビデオ店のホラーコーナー棚に突然現れた「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」。『ノロイ』や『オカルト』など、ホラー映画界で異彩を放っていた監督・白石晃士が満を持してスタートさせたフェイクドキュメンタリーシリーズは、そのブッ飛んだ世界観でカルト的人気を獲得した。
映画「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」公式サイトより引用
『貞子vs伽椰子』(16)『不能犯』(18)『オカルトの森へようこそ』(22)などを監督した白石晃士監督の人気シリーズです。
まるで本当のドキュメンタリーのようなタッチで描かれる点が特徴で、世界観に没入できればかなりハマってしまう作品です。
私はドハマりしちゃいました。
「ブレアウィッチプロジェクト」のような、POVが好きな人にもオススメですね。
粗暴なプロデューサー工藤とディレクターの市川、カメラマン田代のチームが投稿された怪奇現象に体当たりで挑み解明するというのが主な流れです。
カメラマン田代は、白石監督自身が務めています。
原因を探る中で、思いもよらない方向に話が展開する流れや、物理的に、パワーで怪異と向き合うのも面白いポイントなのです。
また、粗暴な男、工藤の出自や背景が徐々に明らかになっていくのも、続きが気になる魅力の一つであります。
それではここから、FILE‐02について解説していくよ!
震える幽霊の見どころ
本作は、投稿された現場である、廃墟に一行が赴き、怪異と遭遇するのですが、そこから伝播していき、現場以外でも怪異が広がっていくというのが面白いポイントでした。
その理由が徐々に解明されていくというサスペンスフルな雰囲気を味わえます。
あと、廃墟で恐がる市川さんがとっても可愛いです。
工藤の暴力が炸裂するというのも、見逃せません。
前作の路上生活者に対する暴力とは比較にならないパワフルさを見せてくれます。
憑かれた人間を鉄拳制裁したり、事情聴取中に頭をはたいたり恫喝したりともの凄かったです。
また、FILE-01の呪術アイテムが登場し、繋がりを感じられるのも面白い。
あの髪の毛の呪物は、今後もキーアイテムとして何度も登場します。
しかも、先述の工藤の鉄拳とのコンボで若者の異変を解くなど、しっかり役に立ってるんです。
本シリーズでは、工藤の出自や背景が徐々にわかっていくのですが、今回は彼が「施設で育った」ということが明らかになりました。
怖さ5段階評価
本作の怖さを、5段階で評価させていただきます。
★★★☆☆
星3つです!
今回はどちらかというと、今後に繋げるためのエピソードとしての側面が強かったのかなと思います。
お化け的なものから、サイキックな流れになっていったので、そこまで怖くはなかったです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
本シリーズはAmazon Prime Videoの観放題に追加されているよ!
最新作を観る前にぜひ!
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