一瞬の夢と、祭りの終わり。この場所からもう一度…。
映画っていいです。いいもんです。
映画「銀平町シネマブルース」を鑑賞しました。
ミニシアターを舞台に、失意の映画監督が仲間と町に支えられながら立ち上がっていく、とても暖かでコミカルな作品でした。
どんな映画なの??
観終わった後は、きっとミニシアターに行きたくなる、そんな映画だよ。
STORY:
公式動画説明文より引用
『銀平町シネマブルース』は、新作が続々と公開されている映画界屈指の作り手 城定秀夫 (『愛なのに』『ビリーバーズ』)といまおかしんじ(『れいこいるか』『神田川のふたり』)が初タッグで描く、時代遅れの小さな名画座 “銀平スカラ座”を舞台にした”グランドホテル方式”ならぬ”グランドミニシアター方式”のオリジナルの群像悲喜劇。くすぶる元映画監督と映画好きの愛すべきバカ者たちが集まり奔走し、また否応なしに続く日々を生きていくーーーそんな祭りの終わりと新たな旅の始まりの物語です。
キャストについて
まずは、キャストの紹介や演技の見どころを解説します。
小出恵介
主役を演じるのは、小出恵介さん。
ある出来事を機に、落ちていった映画監督の役です。
小出恵介さん自身がスキャンダルで芸能界から離れていましたので、この役は見事にはまっていました。
藤原さくら
藤原さくらさんは、スカラ座のスタッフを演じていました。
飄々としていながら、映画館への愛を持っていることがよくわかる素敵な役です。
日高七海
出演している女優さんの中では一番活躍していたのではないかと思います。
スカラ座を盛り上げるための周年イベントで、CMの撮影監督をするシーンが、特にいいです。
ファンになりました。
吹越満
スカラ座の館長役です。
コミカルな演技が光っていました。
すぐ泣いちゃうのが素敵です。
宇野祥平
私は、彼の出る映画に外れ無しと思っています。
いい塩梅の映画で、抜群の演技を毎度披露するバイプレーヤーです。
2022年の活躍っぷりは凄まじい。
「さかなのこ」「ビリーバーズ」「アキラとあきら」「オカルトの森へようこそ」など、多くの作品に出演しています。
「銀平朝シネマブルース」では、映画好きのホームレス、佐藤さんを演じています。
とてもいい役です。映画愛にグッときます。
スカラ座は本当にある?
映画の主な舞台である「スカラ座」。
あちらの映画館、実在します。
「川越スカラ座」という、埼玉県川越市にあるミニシアターです。
現在も営業中です。
私は数年前東京に住んでいたのですが、行かなかったのが悔やまれます…。
いつか訪れたいものですね!
カサブランカはいい映画
「銀平町シネマブルース」には、いくつか名画や、名画ポスター、名画のオマージュが登場します。
「第三の男」「風と共に去りぬ」「市民ケーン」などなど…。
中でも繰り返し登場するのが「カサブランカ」です。
宇野祥平さん演じる佐藤さんが、一番好きな映画として語られ、「俺たちの友情の始まりだな」という名台詞を真似るシーンには何だかグッときました。
「カサブランカ」は本当にとてもいい映画なので、未鑑賞の人はぜひ一度ご覧になってください。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「銀平朝シネマブルース」の感想と見どころを紹介しました。
観た後は暖かい気持ちになって、ミニシアターへ足を運びたくなる、そんな映画です。
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