映画『ゴッズ・クリーチャーズ』をシネリーブルで鑑賞しました。
こちらは、現在開催している、配給会社A24の特集上映にて鑑賞できる作品です。
A24の映画は、どれも面白いものが多いんですよ。
攻めた作品が多いよね~。
今回鑑賞した『ゴッズ・クリーチャーズ』のあらすじはこんな感じです↷
アイルランドの風が吹きすさぶ漁村。義父の介護をしながら工場で働くアイリーン(E・ワトソン)のもとに、海外へ出たまま7年間音沙汰のなかった息子ブライアン(P・メスカル)が突如戻ってくる。
https://kyoto.uplink.co.jp/movie/2023/14340
最愛の息子の帰還を喜ぶアイリーンだったが、ある日事件が起きる。愛する息子を守ろうと彼女がついた嘘が、一家と村の人々を引き裂いていく─。
同じくA24の作品で『アフターサン』という映画があるんですが、これがとてもよかったんです。
2023年に観た映画の中でも、特に印象的な作品でした。
個人的には第2位。
この『アフターサン』で陰のあるお父さん役を演じたポール・メスカルが、今度は息子役として出演しています。
これまた、影のある役なんだよね…。
そして、あらすじにある、母親のついた嘘というのがもう、たまらなく暗いんですよ。
あれを、「愛」だとするか、「罪」だとするか、そのあたりに注目しながら観ていただきたい作品です。
また、本作は音楽がとてもいい刺激になっています。
主人公らの心の動きを、不穏な音楽で演出しているんですよ。
もう、こちらまでめちゃくちゃ不安で嫌な気分になります。
『聖なる鹿殺し』に似た雰囲気です。
とにかく、私はこの作品を観て、あらためて田舎の生活がこんな風だったら嫌だなと思いました笑
ちなみに、タイトルの『ゴッズ・クリーチャーズ』(God’s Creatures)は“人間”という意味。神が創った者ですね。
人間って複雑な生き物なんだよ…とか、神ではないから日陰に生きろ…とか、そんな意味のこもった意味なんだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『ゴッズ・クリーチャーズ』の感想と見どころを簡単に説明しました。
なかなかキツイ作品です。
じめっとした人間ドラマが好きな人にはたまらないかも。
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