If I have to lie, steal, cheat or kill.
As God is my witness, I’ll never be hungry again.
「風と共に去りぬ」を鑑賞しました。
ずっとずっと、観なければいけないと思い、先延ばしにしていた作品です。
ドラマ作品の金字塔というか、映画好きを自称する身として、避けては通れない作品の一つだと思います。
なんといっても、第12回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など10部門に輝いた不朽の名作だからね…。
何だか、高い壁のようなものを感じていたし、つまらなく感じたらどうしよう。よくわかんなかったらどうしよう。という不安もありました。
でも、やっと観られました。いやーよかった。感動よりも、一安心って感じです笑
多分、20代30代の人は、観たことがない人、多いのではないでしょうか。
今回は、そんな人の背中を押せるよう、「風と共に去りぬ」の鑑賞ハードルを下げられるような情報をお伝えしていきます。
勇気を出して、「風と共に去りぬ」を観てみましょう笑
STORY
1861年。アメリカ南北戦争直前のある日、ジョージア州タラで、大園遊会が開かれた。いつもパーティーの女王であったスカーレットは、その日、心に決めていた男性アシュレーと彼のいとこのメラニーの婚約が発表されると聞き怒り悲しんでいた。その夜、ついに南北戦争が勃発。激動のアメリカを舞台にスカーレットは強く、激しく生きていく。
ワーナー公式サイトより引用
まずは南北戦争について簡単に解説!
南北戦争
南北戦争は、アメリカの内戦です。
綿花を中心とした農耕で、奴隷を使うことを良しとする南部と、工業化が進み、アメリカ本国も含んだ北部との争いです。
非常に大きな規模で、犠牲者もたくさん出ました。
劇中に登場する”シャーマン将軍”も実在した人物です。
南北戦争や、アメリカの南部と北部の軋轢、内戦などをテーマにした映画は結構たくさんあります。
「グリーンブック」「アス」「大統領の執事の涙」あたりを観ると、より一層背景がわかるので面白いですよ!
「イニシェリン島の精霊」「ベルファスト」なんかもオススメですね!
インターミッションの元祖
「風と共に去りぬ」の鑑賞ハードルの高さは、その長さにもあります。
なんと、231分です…。4時間近くあります…。
そのため、映画で初めて、インターミッションが設けられた作品だそうです。
しかし、この時間は、それほど難儀なものではありません。
なぜなら、「風と共に去りぬ」は、非常にテンポがいいからです。
朝ドラみたいなストーリー
「風と共に去りぬ」は主人公スカーレットの人生の浮き沈みの連続をとてもテンポよく描きます。
よくなったと思ったら、また、何かアクシデントが起こる。
全然退屈する暇がないのです。
朝の連続ドラマ小説を、4時間にぎゅっと濃縮したような感じです。
そう思えば、むしろ短いくらいですよね。
朝ドラが好きな人は、絶対に好きなはずです。
そして、それくらい、難しくない。
ドラマ性の強い作品なのであります。
何と、バツ3
スカーレットは、劇中で、3回結婚して、3回離婚します。
私は、バツがつきやすいのは、最近のことだとばかり思っていましたが、案外戦時中も、そうだったんですね。
戦死しちゃうパターンがありますからね。
それにしても、バツ3は凄まじい。
濃厚な朝ドラでしょ?笑
そんな激動の人生を生きたスカーレットのセリフで、心に響いたものをひとつ紹介します。
スカーレットの名言
If I have to lie, steal, cheat or kill. As God is my witness, I’ll never be hungry again.
(必要なら、嘘もつき、盗み、騙し、人殺しだってします。神よ。私は二度と飢えに苦しみません)
南北戦争の影響で、町から離れ、故郷へ帰ってきた時の、決意のセリフです。
これは、かなりグッときますよ。
インターミッションの直前です。
ぜひ作品の中で味わっていただきたい!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「風と共に去りぬ」は思っていたよりも、ずっと私に寄り添ってくれるというか、わかりやすい作品でした。
意外にサラっと見られますので、ぜひ一度、押さえておきましょう!
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