壮大なファンタジーが苦手な私。
果たして今作は…?
映画「グリーン・ナイト」を鑑賞しました。
カッコいいタイトル!
ファンタジーな作品なの?
そうなんだ!
A24には珍しい、ダークファンタジーというジャンルだね。
でも実はね…。
私は、ファンタジー作品が苦手です…。
「ロード・オブ・ザ・リング」とか、「ネバー・エンディング・ストーリー」のようなド級のファンタジー作品は、睡魔に勝てない傾向があります…。(ハリー・ポッターは大丈夫)
今作「グリーン・ナイト」も、「サー・ガウェインと緑の騎士」という文学作品を原作にしたファンタジーです。
しかし、攻めた作品で知られる製作会社A24の作品であるため、最後まで観られることを期待して鑑賞しました!
今回の記事では、「グリーン・ナイト」の見どころと解説、ファンタジー苦手な私が最後まで観られたかどうかをレポートします!
最後まで寝ないで観られたのかな…?
STORY
アーサー王の甥であるサー・ガウェインは、まだ正式な騎士ではなかった。彼には人々に語られる英雄譚もなく、ただ空虚で怠惰な日々を送っていた。クリスマスの日。アーサー王の宮殿では、円卓の騎士たちが集う宴が開かれていた。その最中、まるで全身が草木に包まれたような異様な風貌の緑の騎士が現れ、“クリスマスの遊び事”と称した、恐ろしい首切りゲームを提案する。その挑発に乗ったガウェインは、彼の首を一振りで斬り落とす。しかし、緑の騎士は転がる首を堂々と自身で拾い上げると、「1年後のクリスマスに私を捜し出し、ひざまずいて、私からの一撃を受けるのだ」と言い残し、馬で走り去るのだった。それは、ガウェインにとって、呪いと厳しい試練の始まりだった。1年後、ガウェインは約束を果たすべく、未知なる世界へと旅立ってゆく。気が触れた盗賊、彷徨う巨人、言葉を話すキツネ・・・生きている者、死んでいる者、そして人間ですらない者たちが次々に現れ、彼を緑の騎士のもとへと導いてゆく。
公式サイトより引用
あらすじから分かるように、ド級のファンタジーですね。
まずは見どころから!
映像・衣装が美しい!
「グリーン・ナイト」は、非常に映像が美しいです。
ファンタジー感溢れる、欧風の衣装や自然の映像もとても味わい深いです。
ファイナルファンタジーのようなゲームや、中世ヨーロッパの雰囲気が好きな人はたまらないでしょう!
ダークさとリアルさ
今作は「A24至上、最高のダークファンタジー」と宣伝されています。
ダークな雰囲気は、正直なところまあそこそこといった感じ。
「スリーピー・ホロウ」や「パンズ・ラビリンス」には及ばずといったところでしょうか。
しかし、やや性的な描写がいくつか観られ、ここに中世ヨーロッパのリアリティを感じました。(実際に見たことないですが笑)
いざ、ファンタジーの世界へ…
全く没入できませんでした笑
船を漕ぎながらの鑑賞となってしまいました。
やっぱり苦手だなぁ。ファンタジー。
その理由を考察してみました。
静かすぎる
ファンタジー作品の共通点として多いのが、全体的に静の時間が多いです。
その上、緩急があまりない作品だと、集中しきれず、必然私の瞼は重くなります笑
先述ではいいように書きましたが、実は草原を移動するだけのシーンとか、めっちゃ苦手です笑
海外のおとぎ話
海外のおとぎ話を原作にすると、腑に落ちない点や、よくわからない点が多くなりますね…。
例えば日本人なら、桃太郎に疑問を持つことはないでしょう。
でも、海外の人だったら、
「桃から生まれたってなんなんだ?!」
「なんで団子で犬と猿と雉が仲間になるんだ?!」
ってなると思うんですよ笑
その逆現象が起こり、熱が入りにくくなります。
アーサー王伝説は、僕の心に刻まれていないから、話が入ってこないんですね笑
ハリーポッターとディズニーと私
ここまで、ファンタジーがどうもしっくりこない理由を述べてきた私ですが、実はハリーポッターとディズニーは大好き。
というのも、ハリーポッターは、ちょうど映画第一作目が私の学童後期や、中学生時期とドンピシャ。
ハリーやロン、ハーマイオニーと同じくらいの年齢で、共に育った感じがするので、とても共感できたわけです。
原作を読むにもちょうどいいくらいの時期でした。
ディズニー作品については、子どもの頃に「ライオンキング」や「101匹ワンちゃん」を見せてもらっていたことや、幼少期を千葉で過ごしたのでディズニーランドに何度も行った経験から、自然に受け入れることができます。
幼き頃に、アーサー王伝説を聴いて読んで育っていれば、また違った印象になったのでしょうか…。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
ファンタジーだけど、大人向けな作品なんだね。流石はA24。
「グリーン・ナイト」の感想をお伝えしました!
やっぱり、ファンタジーは苦手です…。
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