「ハングオーバー」がゴールデングローブ賞を獲た6つの理由

日本で公開が危ぶまれるほどきわどい作品が、
ゴールデングローブ作品賞を勝ち得た理由とは…

映画「ハングオーバー！消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」を鑑賞しました。

今作、DVDのジャケットやポスターも観てわかるように、一見B級のコメディのように思われますが、大変優れた作品で、何と2010年のゴールデングローブ作品賞を受賞しています。

ダニー

お下品そうなのに、すごいねぇ。

管理人

今回の記事では、「ハングオーバー！消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」がゴールデングローブ作品賞を受賞した6つの理由を解説します。

STORY：
結婚式を２日後に控えた新郎ダグは、独身最後の夜を満喫するため、悪友のフィル、スチュ、義理の弟アランとラスベガスへ。高級ホテルのスイートでしこたま酒を浴び、バカ騒ぎする男たち。しかし、翌朝二日酔いから目覚めると、部屋は滅茶苦茶、花ムコの姿は消え、代わりに一頭の虎と赤ん坊が部屋の中に―。昨日の記憶が全くない！！一体、昨夜彼らに何が起きたのか？
結婚式は明日。婚約者からは頻繁に電話がかかってくる。重大な事態が起こっていることを彼女に内緒にしたまま、24時間以内に花ムコを無事探し出し、結婚式に連れて行くことはできるのか？時間とのプレッシャーの中、男たちは、無い知恵を振り絞って、とんでもない証拠品だけを頼りに絶望的な捜索を開始する！！！

WB公式DVD販売サイトより引用

脚本・構成の素晴らしさ
実力派コメディアン揃い
ブラッドリー・クーパー
ダメ男のミラクル
ガチで歯を抜いた
ミュージカル・コメディ部門
今日の映学

脚本・構成の素晴らしさ

今作がアカデミー賞作品賞を受賞した一つ目の理由は、その脚本と構成の素晴らしさにあるでしょう。

コメディ作品ながら、決して荒唐無稽ではなく、かなりしっかりと筋があります。

トラブルの連続という、コメディらしさは残しつつ、一体花婿はどこに消えたのか。自分たちはどんな昨夜を過ごしたのか、謎解きしていく快感を味わえます。

予想できない展開で、意外とサスペンスフルに味わうこともできます。

本当にネタバレ注意な作品。

名作「セブン」や「シックスセンス」並みのどんでん返し的な楽しさを笑いながら堪能できる素晴らしいストーリーです。

当ブログは、毎日更新しています。

ブックマークして、またご覧いただけると嬉しいです。励みになります。

SNSにフォローしていただければ、更新がすぐわかりますので、ぜひフォロー・拡散よろしくお願いします。

X（旧Twitter）はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi

実力派コメディアン揃い

「ハングオーバー」の出演者は、ほとんどがコメディアンです。

しかも、コンテストで入賞経験のある実力者揃い。

中でも、ザック・ガリフィアナキス。

彼は、有名俳優にインタビューをする番組に出演しています。

インタビューする相手のことを全く知らないという設定でコントじみたインタビューをし、怒らせて笑いを生むような内容です。

トム・クルーズをプンプンさせたこともあるそうですよ。

あと、局部を披露する中国人マフィアを演じたケン・チョン。

彼はかなりIQが高く、16歳で大学を卒業したにも関わらず、コメディアンになり、有名な賞レースで優勝した経験を持っているそうです。

ブラッドリー・クーパー

ブラッドリー・クーパーの色気もまた、魅力でしょう。

あの人、かっこいいですよね。

彼はこの映画を機にブレイクしました。

この映画の後、脱ぎあり、コミカルな演技ありと、三枚目をこなせる二枚目として台頭したのです。

「アリー」でのシリアスな演技からは想像できないほど、笑わせてくれます。

でもカッコいいんです。

ダメ男のミラクル

四つ目はザック・ガリフィアナキス演じるアランのキャラクターの魅力です。

アメリカ映画のヒット作の多くは、サクセスストーリーです。

逆境から這い上がる映画「ロッキー」や「ショーシャンクの空に」なども、逆境から這い上がるドラマを描いています。

「ハングオーバー」で、最もヘンテコでいけてないキャラクターであるアラン。

彼がある才能を懸命に駆使して頑張るシーンは、笑えてグッときますよ。

ガチで歯を抜いた

「ハングオーバー」では、友人の一人スチュが、目覚めると歯が抜けていたというトラブルに見舞われます。

あれ、本当に抜いているそうです…！

ビックリですよね。

コメディ映画ながら、それだけ本気で俳優もスタッフも挑戦したんだということがうかがえます。

ミュージカル・コメディ部門

ゴールデングローブ賞は、アカデミー賞と違って、作品賞が二つに分かれています。

ドラマ部門と、ミュージカル・コメディ部門の二部門です。

そのため、やはりコメディに特化したこちらの作品は作品賞を狙いやすかったことがうかがえますね。

これより面白いコメディ映画って、かなり難しいですもん。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます！

「ハングオーバー！消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」がゴールデングローブ作品賞を受賞した6つの理由を解説しました。

管理人

少しエロもドラッグもありますが、非常に面白い作品です。

ダニー

洋画コメディならではのわかりにくさもありませんので、とってもオススメです👍

当ブログは、毎日更新しています。

ブックマークして、またご覧いただけると嬉しいです。励みになります。

SNSにフォローしていただければ、更新がすぐわかりますので、ぜひフォロー・拡散よろしくお願いします。