2025年1月10日より、全国の映画館でスピルバーグの『JAWS』『E.T』『JURASSIC PARK』の3本がIMAX版で上映されます。
たまに昔の映画がIMAX版で上映されるけど、具体的に何か変わるの?
たしかに、そこは気になるよね。もちろん、ストーリーには何の変化もありませんが、IMAX版は以前までのものとは異なります。今回の記事では、IMAX版で上映すると、どんなところが変わるのか解説していきましょう!
1. 画質の向上
映画の元のフィルムやデジタル素材を高解像度でスキャンし直すことで、よりクリアで鮮明な映像を実現します。
IMAXのスクリーンは通常の映画館よりも大きく、高解像度の素材を使用することで、その大きさに対応するんです。
ここがリマスタリングしている職人にとっては、一番重要なところなんだと思います。お金も労力もかかっているでしょうね!
2. アスペクト比の変更
IMAXスクリーンは通常の映画スクリーンよりも高く広いため、映画のアスペクト比が変更されることがあります。
これにより、視覚的な迫力が増します。
IMAXのシアターって、正方形に近いもんね。あれ、じゃあもしかして、横を切ってるってこと?
実はそういう作品もあるんだよ…。『JOKER2』をIMAXと通常版の両方で観た人が、IMAXは正方形に近い上、大きい画面だから、横が結構切られてたんだって。このあたりは好みでしょうね。
3. 音響の改善
IMAX版では音響システムも強化され、通常の映画館よりも高品質なサウンドを提供します。
音の臨場感が増し、映画の世界により深く没入できるようになります。
個人的には、IMAXシアターの強みって、音響の方が強いと思うんです。スピルバーグ作品はどれも音も素晴らしいですから、これは楽しみが広がりますね。
4. 画面サイズ
IMAXのスクリーンは非常に大きいため、映像がより没入感のある体験を提供します。映画がまるで現実の一部のように感じられることがあります。
IMAXのスクリーンは、どこもめちゃくちゃ大きいもんね。きっと、どの作品も当時観た時よりも大きい画面で観られるだろうね!
5. 料金
IMAXで映画を観ると、通常の鑑賞料金に追加料金を支払う必要があります。
今回の例をTOHOで観てみましょう。
大概のリバイバル作品は特別料金1500円で設定されることが多いです。
1500円+IMAX鑑賞代600円=2100円になります。
ただ、この特別料金、サービスデーとか会員料金が適用されないんですよね。
だから、誰がいつ観ても、2100円になるというわけです。(学割とかシニア割、障害者割は適用されます)
結論
まとめると、結構手間暇かけてリマスタリングされた割には、比較的リーズナブルに名作を楽しむことができるので、IMAX版で観てみるのもいいのではないかと思います!
特に、今回の3作のような超名作ですし、映画館で観る価値はあるかと。もしかしたら、2度と映画館で観ることができないかもしれないですからね。
IMAXだと横画面が切れてしまうという恐れはあるものの、そこはまたお家で配信サービスやDVD鑑賞で観比べるのも楽しいかもしれません。
画質と音響は間違いないはずですし、私も積極的に観に行こうと思います!
何より、映画館で観ると思い出にも記憶にも残りやすいですから。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
IMAX版になると古い映画はどう変わるのかを解説しました。
割引が適用されず、やや高い料金にはなりますが、普通に最新作をIMAXで観るよりはかなり安いので、チャンスがあればぜひ観に行ってみてください。
リマスターされる作品は、名作ばかりだもんね!
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