4月から関西で新生活を迎えるあなたへ。
関西弁って独特です。馴染みのない人にとっては、ちょっと強い語気だけでなく、どういう意味で言っているのかわからない時もあるかと思います。
冗談抜きで、ディスコミュニケーションになることありますからね…。
今回は、関西人とコミュニケーションをとる時に役立つポイントを解説します!
はじめに
私は、2018年から3年間東京で過ごしました。東京で働いている際に、たまに関西弁で話してしまうことがありました。
伝わらなかったり、聞き返されたりしたことも何度かあります。
ちょっと笑ってしまう反面、もし、大事な会話だったら…と思うと恐ろしいなと思いました。
私の経験に基づいて、関西人にしか伝わらない表現をいくつか紹介します。
なおす
なおす=片づける、元の場所に戻す
という意味で使われます。 修理する=なおす で用いることもあり、ダブルミーニングとなります。
かなり頻繁に使う単語ですので、ご注意を。
上司に「これなおしといて」と言われたら、「元の場所に片づけておいて」という意味ですからね。
ほっといて
ほっといて=捨てておいて
という意味で使います。こちらもダブルミーニング。「もう、ほっといてよ!」という一般的な、「そっとしておいて」の意味と「捨てておいて」という意味をもっています。
「この書類、どうしますか」
「あー、ほっといて」
と言われたら注意が必要。
「そのままにしておいて」なのか「捨てておいて」なのか再度確認した方がよいでしょう。
勉強しますよ
勉強します=安くしますよ
「勉強しまっせ♪引っ越しのサカイ♬」というCMがあったほど、大阪では一般的な表現です。
もちろん、学ぶ=勉強する の意味もあります笑
「お客さん勉強しまっせ」「勉強できます?」など、ビジネスや商いのシーンで使われることはありえますので、ご注意を。
「勝手に勉学に励んでろよ、私には関係ないだろ」と思ってはいけません。
知らんけど
残りの「知らんけど」と「コーナンないん」はブログにて!
知らんけどは大阪のカルチャーと言っても過言ではない、重要ワードですので、必ず確認しておきましょう。
コーナンはレアケース。私の実体験です笑
大阪では言葉の最後に「知らんけど」と、とにかく言います。
「あそこの会社、そろそろ危ないらしいで…。知らんけど」
「あの映画おもろいめっちゃ怖いで。知らんけど」
「〇〇さんとこの〇〇ちゃん、東大出身やってなあ。知らんけど」
ほとんどの言葉尻に言っちゃう人もいるほど、頻繁に耳にするワードです。
「知らんけど」には「確証はないが」「断定はできないが」「責任を取るつもりはないが」のような意味合いが込められているような気がします。
だから、個人的にあまり使うのは好きじゃないです笑
とはいえ、本当に何の悪気もなく、口癖のように言っちゃう人もたくさんおられるので、そこは知っておくべきです。
ポジティブに捉えると、100%確かな情報ではないからねと、暗に伝える美徳なのかもしれません。
「知らんけど」と言いつつも、6・7割くらいの信憑性はある情報だと思って話を聞いて差し支えないと思います。知らんけど。
コーナンないん?
東京にはあまりコーナンがありません。
大阪にはゴロゴロある、ホームセンターです。安くて楽しいプロの店。それがコーナン。
ある時「東京ってコーナンないん?!」
と尋ねた際、
「えッ?! 何ですか?!?! コーナンナイ?!?!?!」
と全然聞き取っていただけなかった経験があります。
「ないん」も関西弁過ぎるから伝わらなかったんですねぇ。
「コーナンないん?」を直訳すると
「カインズはないのかなぁ」になりますね。
最後までお読みいただきありがとうございます!
これで少なからず、ディスコミュニケーションを回避できると思います。
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