映画『禁じられた遊び』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。
本作は『リング』の中田秀夫監督による作品です。
主演は重岡大毅、橋本環奈。
この布陣、何となく嫌な予感もしますよね…笑
しかし、結論から言うと、結構怖いし面白いです！
サクッとレビューしていきます！
最近の作品の中ではかなり本格的
中田秀夫監督の作品で真っ先に名前が挙がるのは『リング』『らせん』『リング2』でしょう。
中田秀夫監督は、90年代末から00年初頭くらいまでは、かなり本格的なホラー作品を作って一大ムーブメントを築きました。
ジャパニーズホラーを世界に知らしめたと言っても過言ではありません。
個人的に、『女優霊』はかなり好きな作品です。
2010年以降は、ホラーだけでなく『スマホを落としただけなのに』のようなサスペンス系も手掛けています。
このあたりから、徐々にフォームが崩れだしたような気がします笑
『貞子』『事故物件 恐い間取り』『それがいる森』などのホラー作品の中で、コミカルな演出をするようになったんです。
その理由については下記の記事で詳しくまとめています。
海外の作品だと、コミカルなホラーも結構あるんですが、中田秀夫監督の笑いの取り方はちょっと分かりにくいというか、笑っていいのか悪いのか分かんないんです笑
そういった経緯をふまえて、今回の『禁じられた遊び』。
本作では、笑いを取りにいってません。
久々のガチンコ勝負でした。
だから、そこそこ恐いし、ストーリーも面白い。
ホラーファンでも楽しめるクオリティになっています。
キャストについて
上記を踏まえた上で、キャストについて感想をお伝えします。
橋本環奈の顔芸は、結構ノイジー笑
もう少し抑えめでもいいのかなと感じました。
あと年齢の設定がよく分からない。24歳の彼女でよかったのかな？とは感じます。
タバコもカングーも全然似合ってませんでした笑
多分、重岡大毅と並んだ時のバランスとか考慮されたのかなと思ってしまいました。
そういうことを考えちゃうから、某事務所のタレントが使われていると、いまいち集中できなくなるから嫌なんです笑
重岡大毅は、よく口を開けてるなって印象です。
ファーストサマーウイカが大活躍でしたね。
まさか新たなホラーアイコンになってしまうとは…！
驚きです。
終盤の演技は必見ですよ。
ホラー映画オマージュ
あの名作『シャイニング』をオマージュしているシーンが複数ありました。
セクハラ部長に覗かれるシーン、
斧で闘うシーンなどですね。
このあたりからも、本作が本格ホラーであることがうかがえます。
悪魔くんの呪文「エロイム・エッサイム」もよかったです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます！
映画『禁じられた遊び』の見どころや感想を解説しました。
中田秀夫監督、久々の本格ホラーを味わえますよ。
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