たまには力を抜いてこんな映画を見たい。
そんな映画。
「殺しを呼ぶ卵」をシネマート心斎橋で鑑賞しました。
密かに注目していた作品です。
“絶対観たい!”って訳じゃないけど、
カルトムービーを愛する者として観ておきたかった作品です。
こちらの作品、予告編を観てもどんな話かわからないし、古い作品をなぜ今公開したのかもよくわかりません笑
そこで、今回の記事では、謎の多い今作の見どころを語るとともに、どんな映画であるかうっすら解説いたします!
どんな作品か分からず、観るのを迷っている方の参考になれば幸いです!
まずは公式ページ掲載のSTORYから紹介しますが、これを読んでもほぼあてにはなりませんので、最後までじっくりお読みください笑
STORY
ローマ郊外の巨大養鶏場。社長のマルコは業界の名士として知られていたが、経営の実権と財産を握る妻アンナに対する苛立ちは日々強くなる一方だった。マルコは同居するアンナの十代の姪、ガブリと愛人関係にあっただけでなく、妻への憎しみを女性へのサディズムで発散する異常性格者だった。そして3人それぞれの隠された欲望が暴かれる時、事態は予想もできない展開と想像を絶する畸形ニワトリを産んだ!
公式ページより引用
ストーリーを読むと、色々な要素が多すぎて、よくわかんないですよね?笑
でも、案外散らかってなかったです⇩
ちゃんとしたサスペンス
「殺しを呼ぶ卵」は意外とちゃんとしたサスペンスでした。
奇形鶏とかいうから、もっとわけわからん、クローネンバーグ的なものを想像してましたが。
案外ちゃんと筋のあるサスペンスです。
社会的メッセージも
また、社会的なメッセージもわかりやすくこめられています。
機械化による労働者解雇や、遺伝子組み換えによる動物実験などですね。
ツッコミどころは多い
しかし、私の期待通り、ツッコミどころは多いです。
10を越える”なんでやねん!”がございます。
カルトムービーはこうでなくっちゃね!
奇形鶏誕生前後がツッコミどころ満載でめっちゃ面白いです。
ちなみに、物販もカルト。オモシロ。
鶏の解体シーン
当時は動物愛護が今ほど叫ばれていませんでしたので、鶏の解体や皮剥ぎなど、本物の鶏を使っています。
今では注釈を入れた上で、特撮やCGに頼らなければいけないところでしょう。
当時はOK。今も観る分にはOK。
これはなかなか迫力がありますよ。
一見の価値ありです。
オシャレな美術&音楽
今作は服や建物などが、とてもオシャレです。
ヒロインの衣装は本当にいつでも可愛らしく、ファッションの参考になるほど。
また、音楽もノイジーで奇天烈な感じが洒落てます。
結論、映画好きは観に行くべき
結論、「殺しを呼ぶ卵」は、たくさん映画を観る人は、観にいくべきです。
ホッと一息つける映画です笑
ストーリーがそこまで複雑じゃない上に、オシャレで、奇妙かつ、ツッコミどころがあります。
疲れにくいです笑
お酒でも飲みながら、気楽に観るとよいですよ~。
あと、ファッション好きにもオススメですね。
「時計じかけのオレンジ」の弱パンチムービーくらいのつもりで鑑賞してみましょう!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「殺しを呼ぶたまご」は意外とキチンとしたサスペンスながらツッコミどころが満載で楽しい映画です。
肩の力を抜いてぜひ~。
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