超大作なのになぜか観ていない。
映画好きの間でよく話に上がるのに観ていない。
そんな映画ってありますよね。
あるある。映画って多すぎるもん。
で、ようやく観てみたらとんでもなく面白かった。
気分的には陵南戦の三井寿のような。
今回はそんな作品をいくつかご紹介します。
かなり個人的な記事になりますので、一つでも共感していただけるものがあったら大変嬉しいです。最後に、なぜ観てこなかったのか、分析してみました。
『ゴッドファーザー3』
まずは『ゴッドファーザー3』です。
今ではもう、とんでもなく大好きでシリーズを何度も観ているのですが、『3』をキチンと観たのはかなり最近。
『ゴッドファーザー』はね、1本1本がとにかく長いんです。
『1』と『2』は何度か観たことがあったんですが、そこから『3』になかなかたどり着けなかった。
しかもDVD持ってるのに笑
漫画もそうだと思うんですが、しばらく時間が空くと、内容忘れてまた前の巻から読みますよね。それと同じで、
「3観る前に1と2観とくか!」
ってなって、なかなか『3』の鑑賞に至らなかったという訳です。
しかも『3』の評判って、人によっては悪いので、なかなか重い腰が上がらなかったんですよ…。
でも、観てびっくり。
きっちりこれで完結してるじゃん。っていうか、これを観ないと、「マイケル・コルレオーネの人生とはどのようなものだったか」ここに着地しないんです。
もし観てない人がいたらぜひ。
そもそも『ゴッドファーザーシリーズ』自体ハードル高いぜって人はぜひこちらの記事を👇
カサブランカ
『カサブランカ』を観たのも割と最近。
超名作ということで、楽しめなかったらどうしよう…、という不安。
そして白黒であることが鑑賞ハードルを上げていました。
しかし、もうこの映画は本当素晴しい。
「そんな昔のことは忘れたよ」
「君の瞳に乾杯」
「これが俺たちの美しい友情の始まりだ」
などの名ゼリフは、この映画から生まれているんですよ。
ジュラシックパーク
『ジュラシックパーク』は第一作をキチンと観た記憶がなかったんですよね。
『ジュラシックパーク3』は子どもの頃映画館に観に行ったんですけど。
最近Amazon Prime Videoで観たんですが、痺れるくらい感動しました。泣きました。
アニマトロニクスから、CGへと時代が変わっていくという、映画史においても大変重要な作品。
私が観ていない大作映画の傾向を分析
さて、『ゴッドファーザー3』と『カサブランカ』、『ジュラシックパーク』と3つの作品を紹介しました。
いずれの作品も、かなり映画が好きな人の中では話題に上がりやすいものだと思うんですよね。
だからこそ、何だか身構えてしまって、ついつい気楽に観られるものを選んでしまう傾向にあったんだと思います。
ここまでのレベルの作品って、何かきっかけがないと、なかなか観ることができないんですよね。
スマホ片手に観るのは絶対に違うと思うし、
しっかりと没頭できる環境に身を置く必要があるというか。
だから個人的に、「午前十時の映画祭」とかリバイバル上映って、とっても有難いんですよ。
「サブスクで観られるのにもったいない!」という意見の方もおられるかもしれませんが、それは違うと思います。
映画館って映画を観るしかやることないから、集中できるんです。
名作としっかり向き合えるんです。
少し話がそれましたが、とにかくそれなりの作品を観る時は覚悟を決めなければいけないと。
あと、私はまだ『E.T』をキチンと通して観たことがないような気がします。
なぜなら、子どもの頃に金ローで途切れ途切れに観た気がするから。
多分、『ジュラシックパーク』にきちんと向き合えなかったのはこれも一つの要因だと思うんですよね。
なんか、観た気になっているというか。
『タイタニック』もそのパターンでした。多分、二夜連続のどちらかしか観てなかったのに、観た気になっていた。
でも、改めて観ると、全然知らなかったんですよね。
やっぱり映画って、ある程度大きい画面で観るために作られているんだなと思いました。そして集中して観なきゃいけない。
また、若い頃、映画通ぶったやつに強くお勧めされた作品とか、世間的にめちゃくちゃ認知されていたり、流行ったりした作品も、反骨精神で観られなかったりします笑
『アバター』とか『天使にラブソングを』とかが、もろにそうでした。
まとめると、覚悟がいるものと、観た気になっているもの、そして強く勧められたものや流行りすぎたものは、きちんと鑑賞できていないような気がします。
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