これ、村の決まりやねん
映画「黄龍の村」を鑑賞しました。
Amazon Prime Videoレンタル400円での鑑賞です。
「ベイビーわるきゅーれ」の阪元裕吾監督作で、常連俳優がたくさん出ています。
ジャンルでいうと、ホラー・アクション系ですね。
本作、1時間ちょっとの作品なのですが、展開が二転三転してめちゃくちゃ満足感が高いんです!
とにかく、テンポが抜群にいい。
「ベイビーわるきゅーれ」を観た方なら何となく察しがつくかもしれませんが、後半のアクションももの凄いです。
今回の記事では、「黄龍の村」をあらすじに沿って解説していきます。
二転三転するストーリーなので、未鑑賞の人は前半でストップしてから鑑賞して、再度後半を読むのがオススメだよ!
「黄龍の村」前半
前半は、チャラい若者たちが、キャンプに出掛けるのが主な内容です。
彼らがスマホで撮ったつまんない旅の様子を、見せつけられて、ちょっとイライラします笑
北村優希(水石亜飛夢)がグループのリーダー格で、彼を中心にストーリーが進んでいきます。
水石亜飛夢さんは「ベイビーわるきゅーれ」で死体処理班を演じています。
あと、サブリーダー的な立ち位置の村井孝則(松本卓也)もグループの中心にいて、二人と良い仲の女の子二人を含めた4人が、グループの中でカースト上の人たちって感じです。
松本卓也さんは、「最強殺し屋伝説国岡」と「グリーンバレット」で殺し屋を演じていますね。
それ以外にも仲間は4人いるんですが、陰キャっぽいというか、モブっぽい扱い。
そんな8人を乗せた車がパンクし、ある村に辿り着くことで、物語が動き出します。
彼らは、村で一泊することになるんですが、もうこのあたりから村のヘンな感じに気づき始めるんです。
そして翌朝、仲間の一人村井孝則が、朝食中に背中をグサッと包丁で刺されます…!
仲間が殺されたことに説明を求めるも、
「これ、村の決まりやから」と、あれよあれよと、次々に殺されていきます…。
ここまでが前半です!
前半だけで観ると、「悪魔のいけにえ」とか「ミッドサマー」、のような、やばい村系ホラーの雰囲気ムンムンで、阪元監督ホラーもいけるんだなって感じです。
なにせ、「OSOREZONE 」の出資第1作品ですし。
「村の決まりやから…」と物々し気に言う割に、
儀式がめっちゃつまんないバーベキューなのが笑えました。
ありがちな鉄板で、ありがちな野菜に、定番の味塩胡椒で友達の肉を焼かれるなんて…笑
物語が始まって35分。大きく展開していきます!
「黄龍の村」後半
35分で、作品はアクションに切り替っていきます。
「最強殺し屋伝説国岡」と「グリーンバレット」をご覧になった方は映画を観始めた時から何となくお察しできたかと思うんですが、キャストの中に彼がいるんですね。
“伊能 昌幸”さんです。
上記作品にて、京都最強と呼ばれる殺し屋・国岡を演じている彼が出ているのに、アクションシーンがないはずは無いと予感されたのではないでしょうか。
安心してください。バッキバキのアクションがございます。
村人の殺戮劇が一通り終わった後は、若者たちの逆襲が始まります。
実は梶原健人(伊能 昌幸)の祖母は昔、この村の犠牲になったらしく、満を持してその復讐にやってきたのでした。
ここから、モブだと思っていた彼らのアクションをたっぷり味わうフェーズに入ります。
実に爽快です。
伊能 昌幸さんのアクションはもちろんなんですが、石塚 汐花さんのアクションも素晴らしかったです。
女性アイドルグループ出身の方なんですが、空手やアクロバットの経験があるそうです。
1対1のバトルシーン、カッコいいですよ~。
そして、伊能 昌幸さんと、最後に闘う強敵として、サンクチュアリで最近話題の一ノ瀬ワタルさんが登場します。
両名のラストバウトは圧巻です。
一ノ瀬ワタルさんは、「宮本から君へ」でも感じましたが、暴力的なヤバイやつが本当にハマりますね笑
「黄龍の村」その他見どころ
エンドロールで打ち上げをるんですが、これが中野ってのも、たまらないものがあります。
彼らには中野が似合うというか。
新宿も、高円寺もちょっと違うんですよね笑
また、エンドロールも終わって、最後の最後のワンカットも面白いです。
途中で切らずにぜひ最後まで鑑賞してくださいね。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画「黄龍の村」の解説をお届けしました!
阪元監督の作品が好きな人には、間違いなくお勧めできる作品です。
目にも心にも爽快感が残るアクションですよ!
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