『恐解釈桃太郎』犬も猿も雉もいない、お供にオカルト大集結!

ホラー映画

桃太郎は鬼を壺に封印しました…

映画『恐解釈桃太郎』を鑑賞しました。

本作は「突き抜けた」作品を世に送り出す映画配給レーベル エクストリームの作品。

相変わらず攻めてますよ…!

2023年11月に『恐解釈花咲か爺さん』を公開し、本作はシリーズ2本にあたります。

bitotabi
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今回の記事では、『恐解釈桃太郎』の見どころを解説します!

ダニー
ダニー

どんな話なんだろう…?

作品概要・あらすじ

『真・事故物件/本当に怖い住民たち』 『キラーカブトガニ』 『食人族4Kリマスター無修正完全版』など、数々のホラー映画をスマッシュヒットさせてきたエクストリームが、ホラー専門サイト、オソレゾーンとタッグを組んで贈る全世界注目の映画製作プロジェクト“恐”解釈! それは日本人の魂ともいうべき名作を“狂”愕のホラーにアレンジして再生させる禁断のアダプテーション。その第2弾は、日本人なら誰もが知る超有名おとぎ話“桃太郎”。愛と勇気と友情の英雄譚が今、現代的な猟奇殺人と妖怪大戦争のバイオレンス・バトル・ホラーに生まれ変わってスクリーンを直撃!! 想像を絶するクレージーでアブノーマルな展開の連続に賛否両論激突必至の超問題作の誕生である。

監督・脚本は、『温泉しかばね芸者』で2018年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞受賞を受賞した鬼才、鳴瀬聖人。出演はRanzuki専属モデルで「アイドルだった俺が、配達員になった。」の早河ルカ。その他、『アキレスと亀』『ベイビーわるきゅーれ』の仁科貴、『雷魚』『ビリーバーズ』の佐倉萌、『階段の先には踊り場がある』の朝木ちひろ、『真・事故物件パート2・全滅』の御法川イヴ、『呪怨:呪いの家』の長村航希らが戦慄の熱演を繰り広げる。

https://kyokaisyaku-momo.com/

ざっくりあらすじを言いますと、新居に越した熟年夫婦がタバコの不始末で亡くなり、地縛霊としてその家に居続けることに。そこへ新たな入居者の青年が現れるも、彼は猟奇的な殺人者だった…。苦労して手に入れたこの家を、これ以上穢れさせる訳にはいかない!死んだ夫婦はある占い師と共に、青年の退治に挑む…。

といった感じです。

 



オカルト満載!

本作は、オカルトネタが満載!

占い師が、男を退治するためにお供に選んだのは、犬でも猿でも雉でもありません。

何と、メリーさん人形、番町皿屋敷のお菊さん、コックリさんというオカルトスターたちなのです!

コックリさんが狐の化け物ではなく、腕というのも面白い。予算の都合っぽく見えなくもないですが笑

終盤のバトルシーンは、それぞれに力を発揮するので、鼻息荒くなっちゃいます。

また、鳴瀬聖人監督の代表作である、『温泉しかばね芸者』の小ネタも登場するのでお見逃しなく!

 



恐解釈シリーズ

恐解釈シリーズは、日本の有名な昔話を、現代風にアレンジした上に新解釈を加えるといったものになります。

『恐解釈花咲か爺さん』は、元々の話も残酷なおじいさんが出てくる上、等身大の昔話なので、グロテスクなシーンがかなり多かったです。

しかし、本作『恐解釈桃太郎』は、原作がファンタジーな冒険ものであるためか、かなりコミカルで観やすいものになっていました。グロテスクな表現もそこまでありません。

強烈さはないものの『恐解釈桃太郎』の方が、観やすい作品に仕上がっています。

壺の設定を設けることで、キチンと鬼退治が成立しているのもすごい。

構成が面白い!

また、本作は単純に、ホラー映画として面白い作品だなと感じました。

特に、主要人物である熟年夫婦が、既に亡くなっており、地縛霊として他人に視えないという視点で進むのが面白い。

ガンツみたいな感じです。

そこに、鬼の子孫や桃太郎の末裔、その他さまざまなオカルト要素が盛り込まれても成立しているというこのバランス感。

天晴れです!

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

映画『恐解釈桃太郎』の見どころを解説しました!

bitotabi
bitotabi

そこまでグロテスクではなく、ワクワクするような展開が楽しめる作品です。

ダニー
ダニー

たくさんのオカルトアイコンが出てくるから、好きな人にはたまらないかも!

 

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