私は観る映画を決める際、監督や脚本、ストーリーで選ぶことが多く、俳優で選ぶことはめったにあません。しかし、
「監督も脚本も知らない人だけど、この俳優が出てるのか…。じゃあ面白いかも！」
と鑑賞にあたって指標にしている俳優さんというのが何人かいます。
今回の記事では、「この人が出てたらいい予感がする」「この映画面白いかも」と、映画を観る際の指標にしている俳優を、日本の女性に絞って紹介していきます。
あなたの好きな俳優も入ってると嬉しいな！
安藤サクラ
まずは安藤サクラさんです。
これは文句なしでしょう。ドラマに映画に大活躍。日本アカデミー賞も獲ったし、カンヌ国際映画祭でもその高い演技が大絶賛されました。
彼女の最もすごいところは、泣きの演技なんじゃないかなと私は思ってます。だからなのか、泣かされる役どころが多い気がしますね。優しい人とか、逆境のヒロインとか、悲劇に巻き込まれたりとか。でもコメディもできるという。
めちゃくちゃ悪い役も観てみたいです。
全部素晴らしいですが、中でもおすすめの作品は、『百円の恋』『万引き家族』です。
ドラマではコミカルさに加えて、カンヌが認めた演技を観られるので『ゆとりですがなにか』や『ブラッシュアップライフ』も観たことがない人は是非。
三浦透子
三浦透子さんも近年の活躍が凄まじいです。
静かな役が多い印象ですね。何となくそういった目立たない存在だけど、どこか異彩を放つというか。そういった演技が絶品です。観終わった後、印象に残ります。
朝ドラ『カムカムエブリバディ』あたりから脈々と出演が増え、最近はバカリズム脚本のドラマで認知度がかなり高まっているような気がします。映画としては『ドライブ・マイ・カー』でメインキャストを演じて、突き抜けたような感じでしょうか。
私は『鈴木先生』で彼女の演技を初めてみたような気がします。
そんな彼女の主演作『そばかす』は絶対に観てほしい1本です。心が揺れます。
伊藤沙莉
伊藤沙里さんもNHK朝ドラ『虎に翼』で主演を務めたことで明らかですが、人気・知名度は抜群。
ハスキーな声が本当良いですよね。そしてあの朗らかなキャラクター。だからこそ、怒ったり泣いたりした時のギャップが映える。彼女にしか演じられない役が、明確にあるような気がします。
子役からここまで役者として磨きをかけ現在に至る人物というのは、稀有でしょう。同様に今なお大活躍中の松岡茉優さんとも仲良しなんですよ。二人でポッドキャスト番組やってるんですけど、これはかなり面白いです。
おすすめの作品は、『ちょっと思い出しただけ』が抜群。
あと、あの個性的な声でもって、声優業も務めていて、アニメ『映像研には手を出すな！』ではヒロインを演じてます。めっちゃいいです。普段アニメを観ない私ですが、2周観ました。
唐田えりか
唐田えりかさんも、最近出演が増えてきたような気がします。
『極悪女王』の演技が高く評価されたんでしょうね。あの体当たり演技は凄まじかった。
彼女は、東出昌大さんとの不倫報道で、一時表舞台から姿を消していました。そのことによるネガティブイメージはいまだ払拭できていないかもしれません。
でも、だからこそ、女優として一皮むけた印象は否めない。切ない演技、逆境の演技に磨きがかかったことは間違いないです。
かつ、これは前回の男性編でも同じことをいいましたが、彼女のそんなネガティブイメージを構わず起用する映画というのは骨太で本気のものが多い。迎合してない感じがします。
色々含みのある『寝ても覚めても』と、
事後のブレイクスルーを感じられる『極悪女王』『死に損なった男』はおすすめですよ。
市川実日子
現在放映中のドラマ『ホットスポット』に主演している市川実日子さん。実はこれがテレビドラマの主演は初めてらしいですよ。
なので、どちらかというとバイプレーヤーというか、そういった人なんです。密かに良い演技するっていうか、彼女が出てるとどこか洒落た感じになるんですよ。昔はモデルやってたからですかね。
映画もドラマもコンスタントに出演してはいるんですが、ここにきて再ブレイク！って感じです。
オススメの作品は、
『シン・ゴジラ』と『よこがお』です。
市川実和子
先述の市川実日子さんのお姉さん、市川実和子さん。
90年代世代の人はお分かりいただけると思うんですが、お洒落アイコンといえばこの人だったんです。エキゾチックな顔とスタイルのよさでめちゃくちゃ人気だったんですよね。実日子さんよりも、実和子さんの方が、人気を博していました。
だから、彼女が出ていたら洒落た世界観の映画やドラマであることは間違いなく、観てるだけでお洒落なような、そんな印象がありました。当時は。
だからこそ、今彼女がチラッと出るのがいいんですよ。お、この監督分かってる！って思います笑
ちょっと変わってるけど、美人で自分なりの信念がありそうな、そんな役を演じている印象が強いです。
オススメ作品は『ちひろさん』『ちょっと思い出しただけ』です。
広瀬すず
広瀬すずさんに関しては、説明不要ですね。
朝ドラ連ドラ映画にCM、大活躍です。
人気がありすぎる故に、時に自分の好みにあわない作品もあるんですが、とにかく彼女の演技は素晴らしい。なんであんなに巧いんでしょ。あんな子に涙を流されたら、そりゃあグッときますよね。
これから歳を経て、どのような役者になっていくのが非常に楽しみです。
当時15歳ながら抜群の演技を魅せている『海街diary』は必見です。
あと、朝ドラの『なつぞら』も素晴らしいですよ。
筒井真理子
筒井真理子さんのこと、私は割と最近認知したんです。
『よこがお』を観た時ですね。もう、あの作品の鬼気迫る演技は忘れられません。
それからというともの、彼女を映画やドラマで見かけると、期待に胸を膨らませてしまうわけです。『ホットスポット』のオーナー役というのが分かった時はテンション上がりました笑
おすすめの作品は、『よこがお』と『夜明けまでバス停で』です。
コムアイ
コムアイさんは、水曜日のカンパネラの元メンバーとして知られる人です。ヴォーカル・パフォーマンスしてた人ですね。というか、この人を水曜日のカンパネラとして認識している人がほとんどでしょう。
脱退後は、役者としても活躍しています。
まだそこまで多くの作品に出演しているわけではありませんが、少なくとも私が鑑賞した下記の2作品はどちらもとてもいい映画でした。
『福田村事件』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』
伊東蒼
最後は伊東蒼さん。
2025年現在、まだ19歳という若さですが、いい作品にたくさん出てます。
『湯を沸かすほどの熱い愛』で、まだ10歳とか11歳だった彼女の演技がとってもよかったんです。
その後はなんともまあ、可哀想な役ばっかりで…。不憫に思う反面、切なさに胸がいっぱいになる感じが癖になるんですよね。
これまでは女子学生役が多かった彼女ですが、今後の活躍に期待ですね。
おすすめの作品は、『空白』『さがす』です。どちらも不遇できっついですが、めちゃくちゃ面白いし素晴らしい演技なのでぜひ。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。
この人出てたらいい予感する俳優トップ10女性編をお伝えしました。
あなたにもそういう俳優さん、いらっしゃいますか？
おすすめの人や作品を、ぜひ教えてね！
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