「100年以上も生きられるし、貴族みたいに由緒があって、死ぬまで生殖能力がある」
映画『ロブスター』を鑑賞しました。
本作は『聖なる鹿殺し』のヨルゴス・ランティモス監督の作品です。
コリン・ファレルも主演しています。
第68回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。
独身者は身柄を確保されてホテルに送り込まれ、そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、動物に変えられて森に放たれるという近未来の設定です。
す、すごい内容だね…。
とんでもない設定だけど、『聖なる鹿殺し』同様、全てを飲み込んで観るとめちゃくちゃ面白い映画だよ。
コリン・ファレル演じる主人公は、ホテルから逃げ出して、レジスタンスのような集団と共に生活するのですが、果たして彼が最後にどのような選択をするのかが見物です。
さて、本作はストーリーも面白いのですが、どうしても考えてしまうのがもしダメだった場合、自分だったら何の動物を選ぶかということ。
考えてみたいと思います。
森には動物がいっぱい!
『ロブスター』にはたくさんの動物が登場します。
犬や馬、豚やウサギなどのメジャーどころはもちろん、フラミンゴやアルパカ、ラクダまで出てきました。
撮影、大変だったでしょうね…。近所の動物園にでも協力してもらったんでしょうね。
多様な動物が登場するたび、
「なんでこの動物を選んだんだろう?」
と考えるのも一興なんです。
それでは、個人的になりたい動物を3つ挙げてみようと思います。
転生したい動物その1「鷲」
一つ目は「鷲(わし)」です。
強くて威風堂々した、空の王者の貫禄がたまりませんよね。
悠々と空を飛んでみたいという願望が一番の理由です。
天敵らしい天敵がいないので、自然界でもストレスが少なそうなところも魅力です。
また、鷲は一夫一妻らしいので、このあたりも人間に近しく、生活しやすそうですよね。
長ければ70年生きることもあるそうなので、寿命もまた人間に近いですね。
転生したい動物その2「ミーアキャット」
ミーアキャットは、砂漠で群れをつくって生活する動物です。
砂漠といえば過酷な生活をイメージしますが、彼らは地下に巣穴を掘って生活しています。地表の温度が38度のときでも地下の巣穴の中は23度ほどで、快適に過ごすことができるそうです。
また、ミーアキャットは、「教える動物」なんです。
実はヒト以外に他者に何かを教える動物は、一部の鳥や霊長類、昆虫など、ほんの一握りなんですよ。
サソリのような毒を持つ生き物の狩りの仕方を、スモールステップで上手に教えるんですって。
そんな仲間意識の高い、団結して生きるミーアキャット。いいですよね。
転生したい動物その3「クジラ」
地球上で最大の生物クジラ。
それだけでも、憧れちゃいますよね。
高度な知能だけでなく、自意識、苦悩、社会文化を特徴としてもっているというお話もあります。
何か、人間とは違う、達観した存在である可能性も捨てきれません。
また、500㎞にもなる距離を生の声で会話できる能力もあるんだとか。
東京~大阪間ですよ。すごくないですか?
私がクジラになりたい一番の理由としては、世界中の海を旅するからです。
クジラには「回遊」という習性があります。
一定の海に留まるのではなく、その季節や時期によって、過ごしやすい海へ泳いでいく生き物なんです。
賢くて、世界中の海を旅しながら、遠くの仲間ともコミュニケーションが取れる。
そんなクジラもいいですよね。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『ロブスター』を観て、自分がなってみたい生き物について考えてみました。
「鷲」「ミーアキャット」「クジラ」のどれかになってみたいなぁ。
僕は「犬」か「ロバ」がいい!
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