Do me a favor?
映画の中に出てくるラブシーン。
お好きですか?
濃厚なベッドシーンとかキスシーン。
私はあんまり得意じゃないんですよね…。
誰かと観てたら気まずくなるし、何となく、パフォーマンスでやってんじゃない?とか、監督の趣味なんじゃない?とか、そういう疑念を抱いてしまうんです。
別にこのシーンなくても成立するじゃん!って思うことがしばしばあって、品を損なうなと感じてしまうことすらあります。
ちなみに日本語ではラブシーンとかベッドシーンとか言われますが、英語では「love scene」や「sex scene」と呼ぶんですよ。
過激なラブシーンあると、人にも勧めにくくなっちゃうよね笑
しかし、中には、ラブシーンがあるからこそストーリーがよりよくなるものもあるのです。
そこで、今回の記事では、ラブシーンが苦手な私でも、むしろこれはいいなと感動してしまうものを5つ紹介します!
ターミネーター
初めは『ターミネーター』です。初作ですね。
このシーンはいいんですよ…。
サラ・コナーが敵から逃亡中に未来から来た男性と交わるんです。めちゃくちゃ濃厚。
命がけで闘っているから、とてつもない生命力を感じます。
また、この愛の交わりがあったからこそジョン・コナーが生まれるという、素晴らしいストーリーもあるので、とても美しく見えるんですよね。
Don’t look now(赤い影)
『赤い影』のラブシーンは、映画史に残るほど濃厚で、長いです。
ほんともう、めちゃくちゃ長い。
そして、生々しい。本当にしているのではないかと噂されたほどです。
この二人、それなりに歳を重ねた夫婦なんです。
でも、娘を亡くした事故のショックから、しばらく夫婦として、男女としての交わりを無くしてしまっていて、そこからまた立ち上がろうとする二人の絆のようなものが見えて、とても美しい。
そしてまた、この『赤い影』という映画はとてつもなく恐いホラーなんです。
その緩急がまた、いいんですよ。
ロッキー
『ロッキー』のキスシーンほど、スウィートなものもないでしょう。
これ、セリフと二人の演技がとてもいいんですよね。
二人とも、若くないけどウブで初々しくて瑞々しい雰囲気が出てるんです。
Do me a favor? Take off glasses, your nice eyes…
って感じでね。
スタローンも味な脚本を書けたんですよ!笑
タイタニック
『タイタニック』のラブシーンを筆頭に選ぶ人はかなり多いでしょう。
あのシーンはいいですよねぇ。
でも私、昔は苦手だったんですよ。
出会って間もないクセに、けしからん!ってね笑
まあ、そういう側面もあるにはあるんですが、『タイタニック』って、この後ジャックは死んじゃって、二人は永遠に離ればなれになる訳じゃないですか。
『ターミネーター』同様に、その後に死が待ってるってのがこのシーンの美しさを爆発的に上げるんですよね。
生命力の象徴というか。
『タイタニック』に関しては、それにプラス若さという強烈なエネルギーもある。
さらに言えば、この二人があまりにも美しい。
本当にジェームズ・キャメロンという人は、凄まじいラブシーンを生み出しますね。
哀れなるものたち
『哀れなるものたち』は、ラブシーンの評価について最も賛否の分かれる作品かもしれません。
過激すぎるからです。とてもお子様には見せられません。しかも何回も出てきますからね笑
でも、そこがいいと思うし、私はこの映画のラブシーンはここまでの解説の総括にあたるんじゃないかと思っています。
籠の中の鳥のような生活をしていたベラ(エマ・ストーン)が、外の世界や他者との交流で成長し、たくさんのことを知る。
そして、好奇心の赴くままに生きようとする。
旅をしたり、踊ったり、タルトを食べたり。
その中の一つに性交渉もあると。これもまた、生きる喜びと生命力を感じます。恥ずかしがらずにそれを伝えた本作は、勇気があるなと。
エマ・ストーンにも、その気概を感じます。あっぱれです。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画に登場する素敵なラブシーンを5つ紹介しました。
私のように苦手な人もぜひ、観てみてくださいね。
あなたのオススメもぜひ教えてほしいな!
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