Good-bye, soldier
映画『マッドマックス/サンダードーム』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。
『マッドマックスシリーズ』の第三作にあたる作品です。
シリーズの中で霞んでしまいがちな本作ですが、後の『怒りのデスロード』や『フュリオサ』に繋がるような重要な演出も多いんですよ。
今回の記事では、『マッドマックス/サンダードーム』の見どころをお伝えしていきます。
WB公式サイトのあらすじはこちら!
核戦争により世界が灰と化して15年。女帝アウンティ・エンティティの支配する街ではサンダードームで開かれる一対一の死闘に熱狂していた。戦士を求めていたアウンティの罠に落ちたマックス。彼を待ち受けていたのは、最強の怪人マスター・ブラスターとの命を賭けた闘いだった!女帝役のティナ・ターナーの豪快な演技が話題を呼んだ「マッドマックス」シリーズ第3弾!
https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=665
前作からの繋がり
『マッドマックスシリーズ』のいいところは、どの作品もある程度リセットされて始まるというところですね。
どれから観てもストーリーは分かる。
なぜならマックス以外はみんな初登場だから。(最新作『フュリオサ』はちょっと違いますが)
前作から引き継がれているところといえば、社会が崩壊していることや、
バイクや改造車が移動手段としてメジャーだというところ、
そして、族のファッションといえば革ジャンにモヒカンがトレンディだというところでしょうか。
この世界観は、バッチリ守られています。むしろ、モヒカンは前回よりもマシマシです。
むしろ、『デスロード』からは、スキンヘッドのキャラクターが異常に多くなるので、分かりやすく革ジャンモヒカンのような世紀末ファッションを出しているのは、シリーズでこの作品が最後かもしれません。
あと、権力者が支配するコミュニティが存在するという点も一緒ですね。そこにマックスが絡んでいくと。
また、クライマックスのラスト20分はカーチェイスであるところも同じですね。
『怒りのデスロード』への引き継ぎ
『サンダードーム』では、『怒りのデスロード』引き継がれているエッセンスが多分にあります。
人身売買が盛んな炭鉱のような舞台であるとか、
小人や過剰な肥満、盲目など、ハンディを持ったキャラクターが活躍するところ、
そして、ウォーボーイのような白塗りメイクのキャラクターが登場するのも、『怒りのデスロード』へ引き継がれていますね。
『フュリオサ』への広がり
『サンダードーム』では、後半からオアシスの民が登場します。
水や自然が豊かなコミュニティで暮らす少年たちです。
これ、もろに『フュリオサ』に引き継がれてると思うんですよね。
『怒りのデスロード』ではフュリオサの出自について、あまり言及してなかったので、恐らく今後新作が出るとしたら『サンダードーム』→『フュリオサ』→『怒りのデスロード』の3作が繋がるようなストーリーが出てくるのではないかと思います。
そうなると、『サンダードーム』を観ておくことは結構重要かもしれません。
ここが見どころ!
『サンダードーム』には、日本を感じるアイテムがたくさん登場します。
能面を背負ったキャラ(こいつはかなり活躍します)とか、兜をつけたキャラ、相撲取りの服装をしたキャラとかね。
何かしら日本文化が混ざっているのは、ディストピア映画につきものなので、観ていて楽しいです。
あと、豚のフンで街を動かすという、めちゃくちゃサステナブルでエコな発電の仕組みも面白い。
また、前回は犬がマックスの相棒でしたが、今回は猿が相棒です。めっちゃ優秀。
しかも、『2』と違って死なないのがホッとします。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『マッドマックス/サンダードーム』について解説しました。
『フュリオサ』の続編が出るとしたら、重要な意味を持つ作品だと思います!
Amazon Prime Videoで観られるよ!
https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront?benefitId=default&tag=neotennoji-22
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