実は社会派?ジェームズ・ワンの最新作を予習解説!
映画「M3GAN/ミーガン」が公開されました!
「チャイルドプレイ」を越えるオープニング記録や、ジェームズ・ワンとブラムハウスのタッグなどで非常に話題性の高い今作。
上映開始が延期されたことにより、かなり前からずーーっと宣伝ポスターが近隣の映画館に飾られていたことで、個人的にもめちゃくちゃ気になっていた作品。
いつやるんだよ…、面白そうだなぁ…。って感じでした笑
今回の記事では、待望の作品「M3GAN/ミーガン」を観る前におさえておくべきポイントを解説します!
STORY:
映画公式サイトより引用
おもちゃ会社の優れた研究者であるジェマは、 子供にとって最高の友達であり、 親にとって最大の協力者となるようにプログラムした、
まるで人間のようなAI人形M3GAN (ミーガン) を開発。 ある日、 両親を亡くし孤児となった姪のケイディを引き取ることになったジェマは、 ミーガンに「あらゆる出来事からケイディを守るように」と指示し力を借りるが、 その決断は想像を絶する事態を招くことになる。
MEGANのEはなぜ逆?
タイトルで検索したり、公式サイトを覗くと、MEGANのEがヨになっていることにお気づきになられたかと思います。
その理由は、MEGANがModel 3 Generative ANdroidの略称だからです。
3をEに見立てて、そのまま愛称としてMEGANと呼んでいる訳ですね!
なんとも洒落たネーミングです。
MEGANを演じているのは誰?
AI人形MEGANを演じているのは、エイミー・ドナルドという子役俳優です。
2010年ニュージーランド生まれの12歳。
俳優業に加え、空手や競技ダンスをされているので、アクションシーンにも注目です!
MEGANを演じる際は、特殊メイクとして人形の顔のマスクをかぶっています。
ちなみに声は別の人が担当しています。
ジェナ・デイヴィスという俳優で、歌手としても活躍する18歳です。
こちらもお若い!
ジェームズ・ワンって何者?
ジェームズ・ワンは近年ホラー作品を数多く手がける製作者です。
「MEGAN」でも製作を務めています。
マレーシア出身の46歳。
2004年に監督した「Saw」が大ヒットし、その後何本も続編を手掛けます。
また、「アナベル人形」の登場する死霊館シリーズも彼の作品です。
共通していえることは、シリーズ1本目は監督を務めますが、2本目以降は製作にまわることが多いという点です。
「Sawシリーズ」は尻すぼみなイメージがありますが、「死霊館シリーズ」はどれも面白いです。
製作者としての手腕も上がっていることがうかがえますね!
なので、「MEGAN」もかなり期待できるでしょう。
また2021年に公開され、監督と製作を務めた「マリグナント」もめちゃくちゃ面白いのでおすすめですよ。
ていうか本当にこの人、映画作りすぎです笑
実は社会派ホラー?
MEGANは、AIロボットが次第に暴走するという、ありきたりなオカルトかと思われがちです。
しかし実のところ、今のアメリカ社会の問題を指摘した社会派ホラーであるという側面があります。
主人公のケイディは、プライベート・スクーリングで学んでいました。
学校に通わず、親の監督のもと自宅で学習を行う教育ですね。
コロナ禍において、こういった教育を選択する家庭は多くなったでしょう。
また、ケイディは、スマホやタブレットなどを使用することも、厳しく制限されていました。
そのような生活が変化すると、一体どのようなことになるのか…。
こういった視点をもって映画を観ると、より一層味わいが深まりますよ!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「M3GAN/ミーガン」の予習記事をお届けしました!
子役のアクションや、作品に込められた社会的なメッセージを味わいつつ映画をお楽しみください!
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