映画『無名』をシネマートで鑑賞しました。
中国にて大ヒットを記録し、トニー・レオンとワン・イーボーという2大スターの共演ということで、日本でもミニシアターを中心にかなり多くかかっている本作。
第二次世界大戦下のスパイノワールです。
率直な感想ですが、こちらの作品、かなり鑑賞ハードルが高い…。
どうしてどうして?トニー・レオンならめっちゃ楽しめそうじゃん!
そう思っている人は、かなり多いはず…。でも戦争や歴史に興味や知識がない人が観ると、白目を剥いてしまうレベルです笑
実際、私がそうでした笑 そこで、今回の記事では、ここだけは押さえておけば何とか映画を楽しめるであろうポイントをたった2つに絞って解説します。
トニー・レオンは何者?
まず、主人公のトニー・レオンが誰かを押さえておけば、そこまで迷子になることはないでしょう。
「汪兆銘政権」で諜報員をしているフーという人物を演じています。
「汪兆銘政権」というのは、汪兆銘(おうちょうめい)という人の政権。
具体的にいうと、1940年3月30日から1945年8月16日にかけてあった政権で、中華民国の国民政府とされていました。
しかし、実際には日中戦争における日本軍占領地に成立した政権であり、一般に日本の傀儡政権と言われているんですね。
日本が中国を支配するために作ったいいなりの政権というわけです。
だからトニー・レオン演じるフーは、日本の軍人と親しそうに話しているんですね~。
何の戦争を描いている?
『無名』では、日本が中国を侵略する際の戦争を描いています。
大きく第二次世界大戦下における…と表されていますが、具体的には1937年7月に盧溝橋で日中両軍による衝突から勃発した「日中戦争」から、日本が降伏する1945年までの歴史を描いています。
その中で様々に起こった歴史的な出来事を繋いでいるわけですね。
中国内部でも、共産党と国民党が対立している中、日本の傀儡政権も大きく絡んでくると。
まあとにかく、戦時中日本軍が中国でめちゃくちゃ暴れて、それが終末を向かえるまでの話だってわけです。
後はもう、終盤でトニー・レオンとワン・イーボーがノースタントアクションかましてくれるので、それを楽しみましょう!!笑
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画『無名』を観るにあたって、これだけは押さえておきたいというポイントを2つ紹介しました。
トニー・レオンは日本の傀儡政権に属するスパイ、そして日本の中国侵略が終わるまでを描いているということだけは覚えておけば、白目を剥くことはありません笑
トニー・レオンとワン・イーボー推しってだけではきつすぎる映画なんだね!笑
X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi
コメント