「風の谷のナウシカ」を5倍楽しむポイントを解説します。1分で読めます。
結論
①ナウシカはゴリゴリのSF作品
②暗く、破滅的な興奮がある作品
③映画には出てこない「蟲使い」との共闘も見どころ
④宮崎駿が伝えたい一貫したメッセージは「生きねば」
はじめに
風の谷のナウシカはジブリの映画が有名ですが、宮崎駿作の、原作漫画があります。
これがとても深く、映画と相互に楽しむことができると感じました。
なぜ他の作品と違って漫画原作があるのかはこちらでご覧ください。↓↓↓↓↓↓↓↓
5倍楽しむ解説・感想
それでは一つ一つ詳しく解説していきましょう!宮崎駿作品を5倍楽しみましょう!
①ナウシカはゴリゴリのSF作品
映画だけ見ると、ナウシカは宗教的な、神秘的な作品だと思われがちですが、そうではありません。
宮崎駿が描く、ゴリゴリのSF作でした。
汚染された地球と人々はどのように生存戦略すべきか。
ナウシカという主人公を通じて伝えようとしています。
正しい未来はいったいどちらの方向なのか…。
環境問題を踏まえて深く考えさせられる、超SFです。
②暗く、破滅的な興奮がある作品
前述した通り、結構暗く、エンディングも爽やかなものではありませんでした。
しかし、いわゆる鬱アニメとか、暗い展開の映画や漫画の興奮はありました。
ズーンと重く、心に残ることは間違いありません。
③映画では描かれない「蟲使い」との共闘も見どころ
漫画では「蟲使い」という人々が1巻から最後まで登場します。最終巻の表紙も、彼らとナウシカ。
かなりの活躍をみせます。
愛らしく、不思議な彼らを知り、どう生きようとするのかぜひ読んでみてほしいです。
④宮崎駿が伝えたい一貫したメッセージは「生きねば」
「生きねば」と言えば、映画「風立ちぬ」のキャッチコピーです。
また「風立ちぬ」では「風立ちぬ、いざ生きめやも」というフレーズで始まります。
「風が吹いている、さあ生きねばならぬ!」みたいな意味です。
「もののけ姫」でも「生きろ」
「魔女の宅急便」では「落ち込む事もあるけれど、私この街が好きです。」
そうです。宮崎駿作品では
「しんどくても生きていこう」「この世の中でも生きていくのだ」
「生きねば」
というメッセージがとても強いのです。漫画版ナウシカのラストも
「生きねば」の4文字で終わります。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます!
宮崎駿は天才です。
漫画版「風の谷のナウシカ」は、彼が描く作品の中でも、ストレートにメッセージをキャッチできる稀有な作品だと思います。
他の映画作品はわかりにくい表現が多いですからね笑
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